海上自衛隊護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事案について(続報:1600現在)

平成20年2月19日

1.概要

(1)発生時刻:
19日午前4時7分
(2)場所:
千葉県房総半島野島崎沖合
(3)状況:
漁船「清徳丸」(※)は2つに割れ、浮いている。
※ せいとくまる:新勝浦市漁協所属。乗員2名(吉清治夫(きちせいはるお)さん(58歳)、吉清哲大(きちせいてつひろ)さん(23歳))
(4)今後の調査等:
 その他事故に関する詳細な状況については、現在調査中。この捜査を担当する横須賀の海上保安部の要請に基づいて、事案の捜査のため、午後5時6分に「あたご」を横須賀に回航したところ。防衛省としては、引き続き、海保、横浜地方海難審判理事所等の捜査に協力してまいる所存。

2.事故発生後の対応

(1)護衛艦「あたご」内火艇3隻にて「清徳丸」乗員の捜索を開始するとともに、海上保安庁等に対して連絡。

(2)現在、自衛隊より、自衛艦のべ6隻(その他小型舟艇6隻も活動中であり、更に3隻が現地へ向かっている)、固定翼機1機、ヘリコプター4機の他、海上保安庁の巡視船等が協力して捜索を継続中。

(3)防衛大臣に対する報告は午前5時40分、総理大臣等に対する報告は午前6時頃までに完了した。結果として総理、防衛大臣等への報告に事故発生から相当の時間を要したことから、いかなる連絡体制が適切か、今後速やかに検討した上、改善措置を講じる。

※ 午前6時18分に、防衛事務次官を長とする「連絡・対策室」を設置
※※ 午前7時00分に、海上幕僚監部において事故調査委員会を設置

3.自衛隊の捜索態勢

護衛艦「いかづち」、「はるさめ」、「しらゆき」、試験艦「くりはま」、敷設艦「むろと」その他内火艇等小型舟艇6隻、(「あたご」は、捜索活動を行っていたが、現在、現地を離れ、横須賀に向かって航行中。護衛艦「あけぼの」、「はまぎり」、海洋観測艦「わかさ」が現地へ航行中)固定翼機(海上哨戒機)1機 ヘリコプター4機 水中処分隊員13名

4.当面の改善措置 

(1)本事故を受け、艦艇の安全航行(大臣通達)を速やかに発出

(2)また、各自衛隊等における事件・事故の防衛大臣等への報告等についてを改正し、直接、大臣、副大臣に対して速報をすることとする。

5.その他

午前11時10分より、江渡防衛副大臣が現地(千葉県勝浦市)に入って新勝浦市漁協、勝浦市役所等を訪問し、対応を実施。

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