梅雨前線による大雨に伴う災害派遣について(20時30分現在)

平成19年7月10日

1 一般状況

 西日本で梅雨前線の活動が活発化しており、九州地方で局地的に非常に激しい雨が降り続き、土砂災害や洪水の危険度が非常に高くなっているところ、熊本県下益城郡(しもましきぐん)美里町(みさとまち)において、大雨による孤立住民が発生し、6日11時25分に熊本県知事より陸自第8師団長(北熊本)に対し孤立住民の救出に係る災害派遣要請がなされ、活動を実施している。

2 防衛省の対応状況

【6日】
1100  防衛省災害対策連絡室(室長:事態対処課長)設置

3 自衛隊の対応状況

(1)活動部隊

 陸自第8特科連隊、第8偵察隊、第8後方支援連隊、第8化学防護隊(いずれも北熊本)、第8飛行隊(高遊原(たかゆばる))、西部方面航空隊(目達原(めたばる))

(2)派遣規模(延べ)

人員約340名車両約110両、航空機5機

(3)活動実績(7月10日15:00

救出人員72名(早楠地区63名、葛之尾地区9名)、給水量約172トン

(4)活動状況

【6日】
1125  熊本県知事から陸自第8師団長(北熊本)に対して、孤立住民の救出に係る災害派遣要請
1204  第8偵察隊(人員約5名、オートバイ2台、車両1両)が現地に向け出発。
1348  美里町役場に連絡員(3名)が到着。
1415  陸自第8特科連隊(人員約20名、車両4両、ボート5隻)が、孤立住民の救出のため城南町に向け出発。
1548  陸自UH-1(高遊原(たかゆばる))×1機が離陸。じ後、県防災ヘリと協同して、孤立住民(38名)の救出活動を実施予定であったが、天候不良のため帰投。
1720  現地対策本部会議開催。
1740  美里町における給水支援について追加要請。
1835  霧島演習場から帰還途上の陸自第8特科連隊(人員約40名)が美里町役場に向けて出発。
2000  陸自第8後方支援連隊及び第8化学防護隊(水タンク車4両)が現地に向け出発。
2013  陸自第8特科連隊(人員約40名)が美里町役場に到着。じ後、葛之尾(くずのお)地区に向かっている偵察部隊からの道路情報を待ち、葛之尾(くずのお)地区の孤立住民(10名)の救出活動を実施する予定。
2225  陸自第8後方支援連隊及び第8化学防護隊(水タンク車4両)が美里町に到着。じ後、美里町役場において給水支援活動を開始
2302  第8偵察隊が偵察活動を終了。
2330  給水支援活動終了。
【7日】
0600  第8偵察隊による偵察活動を開始。
0650  第8後方支援連隊及び第8化学防護隊が給水支援活動を開始
0700  陸自UH-1(高遊原(たかゆばる))×1機は、天候不良のため待機中。(県防災ヘリ×2機も待機中)
1300  待機中の陸自第8特科連隊(人員約40名)が孤立住民の救出のため早楠(はやくす)地区に向け出発。
1425  早楠(はやくす)地区の孤立住民14名を救出。
1643  陸自UH-1×1機、陸自UH-60×1機(いずれも目達原(めたばる))が、陸自健軍(けんぐん)駐屯地に向け離陸。(17時15分健軍(けんぐん)駐屯地着陸。じ後待機)
1650  早楠(はやくす)地区の孤立住民35名を救出。
【8日】
0700  陸自第8後方支援連隊及び第8化学防護隊(水タンク車4両)が今村・三本松地区に向け出発。じ後、給水支援活動を実施
0846  陸自UH-60(健軍(けんぐん))×1機が離陸。じ後、救助活動を実施。(葛之尾(くずのお)地区において孤立住民9名救出)
0916  陸自UH-1(健軍(けんぐん))×1機が離陸。じ後、偵察活動を実施。
0948  陸自第8特科連隊(北熊本)(人員約20名)が早楠地区において孤立住民14名を救出。(早楠(はやくす)地区の救出活動終了)
1300  現地対策会議開催。
【9日】
0700  陸自第8後方支援連隊及び第8化学防護隊(水タンク車4両)が境石励徳(れいとく)小学校、土喰(つちばみ)地区に向け出発。じ後、給水支援活動を実施
1840  本日の活動を終了。
【10日】
0700  陸自第8後方支援連隊及び第8化学防護隊(水タンク車4両)が励徳(れいとく)小学校、山口及び土喰(つちばみ)地区に向け出発。じ後、給水支援活動を実施
2030  本日の活動を終了。

※明日も引き続き給水支援活動を実施予定。

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