平成18年7月豪雨に伴う災害派遣について(19時00分現在)

平成18年 7月26日

1 一般状況

  梅雨前線による大雨の影響により、19日以降、福井県福井市、長野県岡谷市・辰野町、京都府京丹後(きょうたんご)市において、土砂崩れ等により行方不明者が発生した。また、鹿児島県薩摩郡さつま町・姶良(あいら)郡湧水(ゆうすい)町・伊佐郡菱刈(ひしかり)町、宮崎県えびの市及び熊本県水俣市において住民が孤立する等の被害が発生した。各府県において警察、消防及び福井・長野・京都・鹿児島・宮崎・熊本各府県知事から災害派遣要請を受けた陸上、海上及び航空各自衛隊が災害派遣活動を実施している。

2 防衛庁の対応状況

【19日】

1800  運用局運用課に防衛庁災害対策連絡室(室長:運用局運用課長)を設置

3 自衛隊の対応状況

○ 福井県(19日終了)

【19日】

0046  福井県知事から陸自第372施設中隊長(鯖江)に対して行方不明者の捜索に係る災害派遣要請
0110  陸自第372施設中隊(鯖江)の連絡員3名が現場に向け出発。
0149  陸自第372施設中隊(鯖江)の人員約20名(連絡員を含む)、車両4両が現場に向け出発。じ後、捜索活動を開始。
0430  陸自第14普通科連隊(金沢)の人員5名、車両2両が現場に向け出発。
0650  陸自第372施設中隊(鯖江)の人員約30名、車両4両が現場に向け出発。じ後、捜索活動を開始。
0708  陸自第14普通科連隊(金沢)の連絡員2名が福井県庁に向け出発。
0805  陸自第14普通科連隊(金沢)の人員3名、車両1両が現場に向け出発。
1815  行方不明者1名を発見(遺体)
1957  行方不明者1名を発見(生死不明)
2020  撤収要請

[派遣規模:人員約70名、車両13両]

○ 長野県

【19日】

0619  長野県知事から陸自第13普通科連隊長(松本)に対して行方不明者の捜索に係る災害派遣要請
0648  陸自第13普通科連隊(松本)の連絡員2名が長野県庁に向け出発。じ後、連絡調整を実施。
0655  陸自第13普通科連隊(松本)の人員2名、車両2両が現場に向け出発。じ後、情報収集を実施。
0656  陸自第13普通科連隊(松本)の連絡員2名が岡谷市役所に向け出発。じ後、連絡調整を実施。
0711  陸自第13普通科連隊(松本)の人員約30名、車両8両が現場に向け出発。じ後、捜索活動を開始。
0910
以降
 陸自第13普通科連隊(松本)の主力が現場に向け出発。じ後、捜索活動を開始。
※岡谷市川岸地区及び湊地区、辰野町小野地区において捜索活動を実施。
1225  川岸地区で行方不明者2名を発見(1名救助、1名遺体)
1309  陸自OH-6(相馬原)×1機が現場地域に向け離陸。じ後、天候偵察を実施。
1318  陸自CH-47(相馬原)×1機が移動管制観測所搬送のため陸自松本駐屯地に向け離陸。
1324  陸自UH-60(宇都宮)×1機が現場地域に向け離陸。じ後、上空偵察を実施。
1416  湊地区で行方不明者2名を発見(遺体)
1500  陸自第13普通科連隊(松本)の人員約30名が現地に向け出発。じ後、捜索活動を開始。
1520  陸自第13普通科連隊(松本)の連絡員2名が辰野町役場に向け出発。じ後、連絡調整を実施。
1846  湊地区で行方不明者1名を発見(遺体)

※夜間も活動を継続。

【20日】

0425  岡谷市湊地区で行方不明者1名を発見。(遺体)
※19日から引き続き、岡谷市湊地区において陸自第13普通科連隊(松本)及び陸自第306施設隊(松本)の人員約130名、車両28両、辰野町小野地区において陸自第13普通科連隊(松本)の人員約30名、車両4両をもって、捜索活動を実施。
1115  陸自第306施設隊(松本)の人員約30名が辰野町小横川地区に到着。じ後、捜索活動を開始。
1535  陸自第2普通科連隊(高田)の人員約70名が増援のため陸自松本駐屯地に向け出発。
1730  陸自第30普通科連隊(新発田)の人員約60名が増援のため陸自松本駐屯地に向け出発。
1900  辰野町は、20日の活動終了。
2135  岡谷市湊地区で行方不明者1名を発見(遺体)

※その他、航空機により諏訪湖上空を随時偵察。また、岡谷市湊地区は夜間も活動を継続。

【21日】

0500  陸自第30普通科連隊(新発田)の人員約60名、車両12両が現場に向け出発。じ後、部隊交代し捜索活動を開始。
0600  陸自第2普通科連隊(高田)の人員約70名、車両13両が現場に向け出発。じ後、部隊交代し捜索活動を開始。
1800  辰野町小横川地区で行方不明者1名を発見。
1805  辰野町小横川地区で行方不明者1名を発見。
2020  辰野町における捜索活動は終了。

※その他、航空機により上空を随時偵察。また、岡谷市湊地区は夜間も活動を継続。

【22日】

※二次災害の恐れがあるため活動を中止し待機。

1524  人員約100名、車両18両により捜索活動を再開。
1855  岡谷市における22日の活動終了。

【23日】

0630  陸自第13普通科連隊(松本)の人員約100名、車両18両により活動開始。
1905  岡谷市における23日の活動終了。

【24日】

1300  雨による二次災害の恐れがあるため、現地対策本部が24日の作業中止を決心。

【25日】

0609  岡谷市における本日(午前中)の作業中止を決定。
1203
以降
 陸自OH-6×1、CH-47×1、UH-60×2により随時偵察活動実施。
1530  活動再開。
1905  岡谷市における25日の活動終了。

【26日】

0555 活動再開。
0940
以降
陸自OH-6×2、CH-47×1、UH-60×1により随時偵察活動実施。
1857 岡谷市における26日の活動を終了。

※27日も引き続き活動を継続。

[派遣規模(延べ):人員約1,670名、車両271両、航空機51機]

○ 京都府(21日終了)

【19日】

0750  京都府知事から陸自第7普通科連隊長(福知山)に対して土砂災害による人命救助に係る災害派遣要請
0800  陸自中部方面総監から空自中部航空方面隊司令官へ協力依頼
0800  陸自第7普通科連隊(福知山)の連絡員2名が京都府庁に向け出発。じ後、連絡調整を実施。
0830  陸自第7普通科連隊(福知山)の人員約30名、車両8両が現場に向け出発。じ後、人命救助活動を開始。
0843  陸自第7普通科連隊(福知山)の人員約30名(連絡員を含む)、車両9両が京丹後市役所及び現場に向け出発。じ後、連絡調整及び人命救助活動を開始。
0855  空自第35警戒隊(経ヶ岬)の人員約50名、車両5両が現場に向け出発。じ後、人命救助活動を開始。
1920  行方不明者は発見されず、19日の活動終了。

【20日】

0600  陸自第7普通科連隊(福知山)の人員約70名、車両17両が現場に向け出発。じ後、活動を開始。
0635  空自第35警戒隊(経ヶ岬)の人員約40名、車両4両が現場に向け出発。じ後、活動を開始。
2130  行方不明者1名を発見(その後、死亡確認)

※夜間も活動を継続

【21日】

※20日から引き続き活動を継続。

1520 行方不明者1名発見
1620 撤収要請

[派遣規模(延べ):人員約390名、車両68両]

○ 鹿児島県(23日終了)

【22日】

1200  鹿児島県知事から陸自第12普通科連隊長(国分)に対して薩摩郡さつま町における孤立住民の避難支援に係る災害派遣要請
1243  陸自第12普通科連隊(国分)の人員約40名、車両9両、ボート6隻が現場に向け出発。じ後、救助活動開始。
1255  陸自第8施設大隊(川内)の人員約20名、車両4両、ボート3隻が現場に向け出発。じ後、救助活動開始。
1600  伊佐郡菱刈町における孤立住民の避難支援のため、陸自第12普通科連隊(国分)の人員約10名、車両4両、ボート4隻が現場に向け出発。じ後、救助活動開始。
1620  薩摩郡さつま町において孤立住民全員(17名)救助。さつま町の活動終了。
1630  姶良(あいら)郡湧水(ゆうすい)町における堤防決壊の予防措置のため、陸自第12普通科連隊(国分)の人員約30名、車両6両が現場に向け出発。(悪路のため到着できず、目的を湧水町への物資輸送に変更)
1800  海自SH-60J×1機(鹿屋)がさつま町に向け出発。
1820  伊佐郡菱刈町における孤立住民全員(30名)救助。菱刈町の活動終了。
1950以降  警戒監視活動を継続。

【23日】

0630  撤収要請
1230  鹿児島県知事から陸自第12普通科連隊長(国分)に対して姶良(あいら)郡湧水(ゆうすい)町における給水支援に係る災害派遣要請
1400  陸自第12普通科連隊長(国分)の人員約10名、車両3両、水1tトレーラ2両が現場に向け出発。じ後、活動開始。
1800  撤収要請

[派遣規模(延べ):人員約110名、車両26両、ボート13隻、航空機1機、水1tトレーラ2両]

○ 宮崎県(23日終了)

【22日】

1625  宮崎県知事から陸自第24普通科連隊長(えびの)に対して、えびの市における孤立住民の救出に係る災害派遣要請
 陸自第24普通科連隊(えびの)の人員約30名、車両10名が現場に向け出発。じ後、救助活動開始。
1831  孤立住民全員(8名)救助。

【23日】

1130  撤収要請

[派遣規模:人員約30名、車両10両]

○ 熊本県(23日終了))

【23日】

0847  熊本県知事から陸自第8師団長に対して、水俣市における堤防決壊の予防措置に係る災害派遣要請
0924  陸自第8特科連隊(北熊本)の人員約30名、車両7両、ボート2隻が現場に向け出発。じ後、活動開始。
1030  陸自第8特科連隊(北熊本)の人員約90名、車両12両が現場に向け出発。じ後、活動開始。
1540  撤収要請

[派遣規模:人員約120名、車両19両、ボート2隻]

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