習志野演習場に係る旧軍毒ガス弾等の環境調査について

平成18年 5月30日

 標記について、本日、環境省が主催する有識者による総合調査検討会において、平成17年度に実施した物理探査の結果及び今後の対応について、報告及び説明を致しました。  その内容について、環境省の公表に併せ、お知らせいたします。

習志野演習場に係る旧軍毒ガス弾等の環境調査について

 陸軍習志野学校跡地(現在は民有地等)の近傍に所在する習志野演習場については、旧軍による毒ガス訓練跡地と思われる場所が所在し、毒ガス成分が無害化されずに、ドラム缶に入れられ埋設された可能性が高いとの旧軍関係者による証言等を踏まえ、地下埋設物(ドラム缶相当)の有無を確認するため、平成17年度に物理探査を実施。  今般、その結果が下記のとおり得られたので、今後、不審物確認調査(掘削確認)及び土壌調査を実施する予定。

1 これまでの調査(地下水調査)

(1)

 平成17年6月、演習場内の4ヵ所について地下水等の調査を実施。その結果、全ての地点から毒ガス成分は検出されず。
(2)

 環境省が演習場周辺の飲用井戸20ヵ所について地下水調査を実施。その結果、全ての地点から毒ガス成分は検出されず。

2 物理探査の概要

(1) 探査期間
 平成17年10月21日~平成18年3月31日
(2) 探査区域
 約173,000㎡(約17ha)
(3) 探査方法
 ア レーダー探査
 埋設物の有無を確認するため、調査区域の全域(約17ha)について、1m間隔の直線上を車輪付きのセンサー(箱型)により探査。(浅い深度及び深い深度の2種類で実施。)
 イ 磁気探査
 金属(主に鉄)の有無を確認するため、調査区域の全域(約17ha)について、1m間隔の直線上をセンサー(棒型)により探査。(深度2m程度まで探査が可能。)
(4) 探査結果
 ア レーダーのみに反応した地点は181ヵ所。
 (このうち、磁気探査による検知が可能な深度2mを超え、レーダーに反応した地点12ヵ所は、寒川町事案など過去の発見事例を踏まえれば注意が必要。)
 イ 磁気のみに反応した地点は61ヵ所。
 ウ レーダーと磁気の両者に反応した地点は16ヵ所。
 [レーダー又は磁気のいずれかに反応した地点は258ヵ所。]

(参考: 環境省が平成16年度に実施した陸軍習志野学校跡地(現在は民有地等)における物理探査では、調査区域約7haで約247ヵ所を検知。)

3 今後の対応

(1)

 レーダー又は磁気のいずれかに反応した地点の258ヵ所については、安全を確保しつつ不審物確認調査(掘削確認)を実施する予定。
(2)

 探査区域(約17ha)の全域について、毒ガス成分の有無を確認するため表層50cmまでの土壌を採取・分析する土壌調査を実施する予定。

 以上の調査については、早急に着手することとし、調査時期等が確定次第、関係自治体等へお知らせする予定。

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