防衛大臣記者会見

日時
令和6年3月22日(金)09:38~09:40
場所
国会議事堂本館内閣議室前
備考
木原防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:陸上自衛隊オスプレイについて伺います。去年11月の米軍オスプレイの墜落事故を受けて飛行を見合わせていた陸自のオスプレイですが、昨日飛行を再開しました。飛行再開の判断理由と大臣の受け止めをお聞かせください。

A:陸上自衛隊のV-22オスプレイにつきましては、日本国内の米軍オスプレイと同様に、必要な安全対策を講じた上で、飛行の安全が確認されたものから順次飛行を再開していくこととされており、陸上自衛隊において、運用再開に向けた必要な整備等の準備をこれまで行ってきたところであります。このような中、事実関係としてはですね、運用再開に向けた準備が整ったために、昨日3月21日11時40分頃から、陸上自衛隊オスプレイ1機が、木更津駐屯地において施設内でのホバリングを行った上で、木更津飛行場の周辺空域での飛行を実施いたしました。陸上自衛隊オスプレイの運用再開に当たりましては、飛行の安全確保が最優先であり、安全確保に万全を尽くしながら、段階的に飛行プロセスを進めていきたいというふうに考えています。今後、当面の間は、木更津飛行場周辺空域での飛行を行い、必要な練度を回復した上で、次の段階の訓練に進む、そういった計画です。防衛省としては、今回の米軍の事故が、地域の方々に大きな不安を与えるものであったことを重く受け止めております。このため、陸自オスプレイの運用再開に当たっては、地元の皆様の御不安や御懸念の払しょくのため、関係自治体の皆様に対して、丁寧な御説明や適切な情報提供に努めてきたところであります。引き続き、関係自治体の皆様への丁寧な説明や情報提供というのを努めていきたいとそういうふうに考えております。

以上