報道官会見

日時
令和6年1月19日(金)16:00~16:04
場所
防衛省A棟10階会見室
備考
報道官会見

1 発表事項

 なし。

 

2 質疑応答

Q:陸自幹部が靖国神社を集団参拝していた問題についてお伺いします。防衛省で現在行っている調査の進捗状況と、調査結果をまとめる時期のめどを教えてください。

A:お尋ねの件でございますけれども、現在も引き続きまして、人事教育局におきまして、事実関係の確認、調査中と聞いておるところでございます。このため、調査結果の公表時期等につきましても、現時点では、まだお答えできる段階にはございません。従いまして、お尋ねに予断をもってこの時点でお答えすることは差し控えさせていただきたいと考えているところでございます。

Q:本日、北朝鮮がですね、核魚雷の一種ですね、核無人水中攻撃艇「ヘイル」の試験を日本海で実施したというような発表がありました。これについて、防衛省として把握している情報と日本政府としての認識について教えてください。

A:御指摘の北朝鮮の発表につきましては承知をしております。北朝鮮の軍事動向につきましては、防衛省といたしまして、平素から重大な関心を持って情報収集・分析に努めているところでございますけれども、個々の具体的な情報の内容につきましては、事柄の性質上、お答えすることが困難であることを御理解いただきたいと思います。その上でということになりますけども、北朝鮮は、昨年の3月、それから4月にも「ヘイル」という名称を付しました、核無人水中攻撃艇と称します兵器の試験を行った旨、発表したものと承知をしておるところでございます。また、これを含めまして、近年、北朝鮮におきましては、いわゆる戦術核兵器の開発を追求する姿勢を示しているものと認識をしているところでございます。防衛省としましては、こうした動向につきまして、大いに注目、あるいは注視しているところでございます。北朝鮮は、核を絶対に放棄しない旨表明するなど、一貫して核、あるいはミサイルの能力を強化していく姿勢を示しておるところでございまして、北朝鮮によりますこうした動向は、我が国及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できるものではございません。防衛省といたしましては、いかなる事態におきましても、我が国の平和と独立、そして国民の安全・安心を確保できますよう、防衛力の抜本的強化、そして、日米同盟の抑止力・対処力の強化に引き続き努力を傾注していきたいと考えておりますし、また、米国、韓国をはじめとする国々と連携を更に強化いたしまして、必要な情報の収集・分析、あるいは警戒監視に万全を期していきたい、このように考えているところでございます。

以上