報道官会見

日時
令和6年1月12日(金)16:00~16:02
場所
防衛省A棟10階会見室
備考
報道官会見

1 発表事項

 なし。

 

2 質疑応答

Q:陸自幹部の靖国参拝の関係でお尋ねします。2点伺いたいんですが、1つが、参拝の実施計画が作成されていたとのことですけれども、行政文書として存在を確認されていますでしょうか。また、確認されているのであれば、作成した部署や時期、また計画の中身について差し支えない範囲でお尋ねします。

A:陸上幕僚監部の航空事故調査委員会によります安全祈願の実施計画でございますけれども、これにつきましては行政文書として作成され、そして保存されていることを確認しておるところでございます。ただ、そのお尋ねの作成の時期とか、あるいは作成者、あるいはその内容ということでございますが、これはいずれも今回の調査の対象そのものでございまして、事実関係の確認、調査中という現段階におきましては、お答えすることは差し控えさせていただきたいと考えておるところでございます。

Q:もう1点伺いたいんですけれども、宗教活動に関して、昭和49年に事務次官通達、昭和38年に陸幕長の通達がそれぞれ出されているというふうなことを伺っていますけれども、この通達が発出された経緯、古い話で恐縮なんですけれども、分かればお願いします。

A:大変古い文書でございます。それぞれの通達は当然残っておるわけでございますが、その経緯というお尋ねでございます。現在、その御質問を踏まえまして、また、昨日以来の経緯も踏まえまして、調べているところでございますけれども、残された資料から現時点で判明し、申し上げられることのみを申し上げますと、これは事務次官通達の方でございますけれども、当時、防衛省においては、それ以前より、隊員の宗教的活動に関する問題を真摯に受け止めて、憲法第20条及び第89条に従って指導していたところ、この種の問題に関する隊員の指導と隊員個人の信教の自由の尊重に適正を期すために、昭和49年11月に事務次官通達を発簡したものだというところでございますが、これ以上の詳細及び御指摘ありました昭和38年の陸幕長通達につきましては、現時点では、大変恐縮ではございますが、作成の経緯につきましては、これ以上お答えする材料が、今のところないというところでございます。御理解いただければ幸いでございます。

以上