報道官会見

日時
令和5年12月19日(火)16:00~16:04
場所
防衛省A棟10階会見室
備考
報道官会見

1 発表事項

 なし。

 

2 質疑応答

Q:アメリカアラスカ州の基地所属のF-35A戦闘機なんですけれども、機首右側の給油口パネルが付いていない状態で嘉手納基地に着陸したことを確認されています。パネル紛失についてですね、米軍から防衛省に入っている最新の情報があれば教えてください。

A:本日の正午頃と聞いておりますが、米側から私どもに御説明があった内容でございますけれども、12月18日に、アメリカアラスカ州アイルソン基地所属でございまして、現在、嘉手納基地に暫定的にローテーション展開中のアメリカ空軍のF-35Aの飛行後の点検におきまして、機体側面のパネルの遺失が確認されたものと承知をしているところでございます。どんなパネルだったかということを聞いておりますが、参考まで申し上げますと、縦が12インチ約30cm、横が18インチ約45cmになると思うんです。重さが2ポンドと言いますので、約900g程度というふうに認識をしておりますが、こういうパネルであるということでございます。米側の説明によれば、当該パネルは海上に落下したと考えられるとの説明でございました。また本件によります被害は、今のところ私ども確認をしていないところでございます。防衛省といたしましては、当然のことながら、米側からの通報を受けまして、速やかに関係自治体に情報提供をさせていただいておるところでございます。また、米側に対しまして、こうした事案に関します早期の情報提供、また本件事案に関します原因の究明、再発防止等につきまして強く申し入れを行っているところでございます。米軍機の運用に際しましては、安全の確保が大前提でございますので、引き続き米側には、安全管理に万全を期すよう求めてまいりたいと考えておるところでございます。

Q:早期の情報提供、原因究明、再発防止を申し入れをしたことなんですが、今日正午頃に説明を受けた後という理解でよろしかったでしょうか。

A:正に、様々なお問合せを受けて、我々事実関係の確認は、昨日から行っておったところでございまして、また、本日正午の米側からの御説明を受けまして、改めて先ほど申し上げましたように、こうした事案は早期に情報提供して欲しいということと、それから、本件事案に関します原因究明、再発防止策等について、申し入れたということでございます。したがって、米側からの説明の後ということでございます。

以上