報道官会見

日時
令和5年12月12日(火)16:00~16:03
場所
防衛省A棟10階会見室
備考
報道官会見

1 発表事項

 なし。

 

2 質疑応答

Q:本日、元陸上自衛官の女性に対する強制わいせつ事件の判決言い渡しがございました。この件について、防衛省としての受け止めをお願いいたします。

A:受け止めということでございます。御指摘の公判でございますけども、防衛省が当事者ではない個別の刑事事件の裁判に関わることでございますので、直接コメントすることは差し控えさせていただきたいと考えておりますが、同時に私どもとしましては、令和4年9月に既に公表させていただいておりますとおり、何よりも長く苦痛を受けられました五ノ井氏に対しまして、深く謝罪を申し上げるものでございます。

Q:今回の刑事裁判の中でですね、被告の3人の方から、五ノ井さんに対して行った謝罪についてですね、当時の上司からの依頼ですとか、謝罪文の添削、指導などがあったという主張していました。防衛省としてのこの点についての認識、あるいは事実であれば、このようなことが行われたのか、そのあたりお聞かせください。

A:お尋ねでございますけれども、刑事裁判の公判における被告人らが主張した内容についてお尋ねでございますので、私ども防衛省といたしまして、この会見の場でお答えすることは、差し控えさせていただきたいと考えておりますけれども、その上で防衛省といたしまして申し上げることといたしまして、第一に、私どもはこの案件につきまして、元隊員を懲戒免職処分にさせていただいたわけでございますけれども、その理由は陸上自衛隊におきます厳正な調査の結果といたしまして、性暴力を含むセクシュアル・ハラスメントの事実関係が確認されたからであるということでございます。それから第二に、処分に先立ちまして、この元隊員は自らの意思で謝罪したとの報告を陸上自衛隊から受けているところでもございます。

以上