自衛隊は、１１月１０日の金曜日から１１月２０日の月曜日にかけて、防衛、警備等に係る自衛隊の統合運用について演練し、自衛隊の統合運用能力の維持・向上を図ることを目的として、自衛隊が実施する統合訓練で最も大規模で実動演習である令和５年度自衛隊統合演習を実施します。我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、このような演習を通じ、我が国の防衛に係る堅固な意思を示すとともに、その能力を維持・向上してきたいと考えています。詳細については、事務方にお尋ねいただければと思います。
Ｑ：一部報道では、フィリピンと円滑化協定の締結に向けて、交渉入りする方向で調整に入ったとのことですが、事実関係と現在の状況について教えてください。また、フィリピンとの防衛協力の意義や重要性も併せて教えてください。
Ａ：今おっしゃった事柄についてですね、報道については承知をしているところです。フィリピンとの間では、本年２月の日・フィリピン共同声明において、防衛及び軍当局関係者の教育、訓練及び相互訪問を強化・円滑化する枠組み等を通じて防衛協力を更に進展する方針を引き続き検討することで一致しています。これ以上については、他国との関係もあり、お答えできないことを御理解をいただきたいと思いますが、防衛省として、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて戦略的パートナーであるフィリピンとの連携を重視しておりまして、引き続き、防衛協力・交流を深化させてまいります。
下線部：大臣発言中、方針（誤）を方途（正）に修正
以上