防衛大臣臨時記者会見

日時
令和5年9月28日(木)18:42~18:45
場所
防衛省A棟1階エントランス
備考
日米防衛相電話会談実施後の木原防衛大臣臨時会見

1 発表事項

 先ほどですね、オースティン米国防長官と電話会談を実施いたしました。私にとっては、防衛大臣就任後初のオースティン長官との会談ということになります。冒頭、私からですね、就任の挨拶を行うとともに、防衛力の抜本的強化と日米同盟の強化に取り組む決意を述べて、そしてオースティン長官からはですね、お祝いの言葉をいただいたということです。続いて、インド太平洋地域において、力による一方的な現状変更やその試みを抑止するために、これまで以上に日米で緊密に連携をしていくことを確認をいたしました。また、現下の北朝鮮情勢を踏まえて、日米韓における防衛協力をさらに推進していくことでここは一致しました。更に、日米同盟の抑止力・対処力の強化に向けた取組について議論をし、反撃能力の効果的な運用を含めた、日米同盟の役割・任務・能力に係る議論を更に進捗させていくことを確認いたしました。加えて、米軍の態勢の取組の実施及び米軍再編計画の着実な進展のため、引き続き日米で緊密に協力していくことで一致をいたしました。本日の会談ではですね、オースティン長官と大変有意義な議論を行うことができました。今後、長官とともに、日米同盟の抑止力・対処力の強化に向けて取り組んでいきたいと考えております。

 

2 質疑応答

Q:今回の電話会談で、冒頭御発言ありましたけども、対北朝鮮、あるいは日米韓の連携において、具体的にどのような点を議論されたのでしょうか。また、日米両国で一致した点などがあれば教えてください。

A:本日の会談ではですね、北朝鮮の核・ミサイルを巡る状況を含めまして、地域の安全保障環境が格段に厳しさを増す中にあって、日米韓、この3か国の防衛協力は重要であり、今後とも日米韓3か国の防衛協力を推進していくこと、このことで一致をいたしました。

以上