本日、防衛白書の内容を分かりやすくコンパクトにまとめた「まるわかり！日本の防衛」を公表いたしました。我が国の将来を担う小中高生の皆さんにも、安全保障環境や自衛隊の活動について、理解を深めるきっかけになればと思います。また、大人の方にも、短い時間で防衛白書全体の内容が理解できるものとなっております。
Ｑ：冒頭の関連なんですけども、本日「まるわかり！日本の防衛」というものを公表されたと思うんでけれども、その意義とですね、昨年公表されたその第２版との違い、ポイントなどありましたらお願いいたします。
Ａ：「まるわかり！日本の防衛」については、これまでと同様に、我が国の将来を担う小中高生の皆さんにも、安全保障環境や自衛隊の活動について、理解を深めるきっかけを増やすことを目的として、公表いたしました。今回は、若い世代の方々にも親しみやすくなるように、これまでの副題であった「まるわかり！日本の防衛」をタイトルといたしました。さらに、令和５年版白書の内容をより一層平易な言葉でまとめるとともに、難しい言葉の解説としてキーワードや、装備品の紹介などをまとめた巻末特集を新たに設けるなど、より分かりやすくなる工夫も盛り込みました。防衛省のホームページに公表していますので、どなたでもアクセスできるものとなっておりますので、多くの方に見ていただければと思います。
Ｑ：オスプレイのクラッチの不具合問題について伺います。在沖米海兵隊によると、オスプレイのクラッチの不具合の疑いがある事例が日本国内で一件あるという回答を得ているんですけれども、防衛省としては情報提供を受けていなかったと承知していますが、米軍に対して情報提供を求める考えはあるのか、必要性についてお考えを教えてください。
Ａ：米側からは、現時点においてまだ確定ではないものの、ハード・クラッチ・エンゲージメントが発生した可能性があるケースが日本国内で過去に一件あり、現在調査中であるとの連絡を受けたところであります。その上で、引き続き、担当部局から米側に対してですね、事実関係について確認を行っていると聞いております。いずれにせよ、米側からは、既に、一定の使用期間を経過した部品を交換する等の措置を実施してきており、現時点において、オスプレイの飛行の安全を十分確保している旨の説明を受けているとこであります。
Ｑ：一件情報提供を受けているということなんですけれども、日時や場所など、詳細ございましたら教えてください。
Ａ：現在、米国に対してですね、事実関係について確認を行っているとこでありますので、また時間をいただければというふうに思います。
以上