防衛大臣記者会見

日時
令和5年3月28日(火)08:39~08:41
場所
国会議事堂本館内閣議室前
備考
浜田防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:昨日、北朝鮮が2発、弾道ミサイルを発射しております。昨日の発表時点では、変則軌道の可能性もあるというような御発言もありましたけれども、短距離の弾道ミサイルなど、弾種についてなど新たに分かったことございましたらよろしくお願いいたします。

A:北朝鮮が昨日発射した弾道ミサイルについて、昨日発表した以上のですね詳細はですね現在分析中であって、まだ新たにお知らせすべき事項はございません。その上で申し上げれば、昨日発射された弾道ミサイルは、変則軌道で飛翔した可能性がありますが、北朝鮮は近年、低空を変則軌道で飛翔する弾道ミサイルを、発射台付き車両、潜水艦、鉄道といった様々なプラットフォームから発射することで、発射の兆候把握、探知、迎撃を困難にすることを企図しているとみられます。北朝鮮は米国に対抗するため、核・ミサイル能力を強化していく意思を一貫して示してきており、今後も、米韓演習への反発を示しつつ、各種ミサイルの発射等を強行していく可能性はあると考えられ、防衛省としては引き続き、警戒監視に万全を期してまいりたいと考えております。

Q:本日、2023年度予算が成立する見通しですが、増額する防衛費をですね、どう円滑に執行していくか、大臣のお考えをお聞かせください。

A:令和5年度予算案は、防衛予算の相当な増額を行っており、この予算を的確に執行してこそ、防衛力の抜本的強化が達成されると考えております。このような問題意識から、防衛省が一丸となって防衛力の抜本的強化を着実に推進していくため、本年1月、私の下に「防衛力抜本的強化実現準備本部」を立ち上げました。予算が成立した暁には、こうした体制の下、各事業の進捗管理を徹底し、防衛省が一丸となって、予算の効果的、効率的な執行に努めてまいる考えであります。

以上