防衛大臣記者会見

日時
平成31年2月8日(08:34~08:40)
場所
官邸エントランスぶら下がり
備考
岩屋防衛大臣閣議後会見

1 発表事項

 今日の閣議におきまして「特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案」と「防衛省設置法等の一部を改正する法律案」の二つの国会提出について、閣議決定されました。

2 質疑応答

Q:今週の報道官会見で、本年4月から5月のADMM専門家会合が予定されている海上訓練で、海自艦艇の釜山への入港を見送るとの発表がなされました。改めて、その理由と今後の日韓関係、防衛交流についてお考えをお聞かせください。

A:先日、青柳報道官からお伝えしたとおり、ADMMプラス、これは拡大ASEAN国防相会議の下の専門家会合ですが、海洋安全保障専門家会合の海上訓練につきまして、今般は、釜山への入港は見送りますが、それ以降のプログラムには参加するという決定をさせていただきました。防衛省としては、ADMMプラスの専門家会合による海上訓練に、各国とともに参加することが非常に重要であり、「自由で開かれたインド太平洋」を作っていくという観点からも重要であると考えております。また、現在の日韓関係全体の中で、このプログラムへの参加につきましては、両国の関係が建設的に前進するような方向性を見出さなければいけないと考えまして、今般の対応が最も適切であると判断したところでございます。

Q:ロシアがイージス・アショアについてINF全廃条約に違反していると言及しております。これに対する受け止めと、今後、ロシア側に対して、政府として説明や抗議を行うお考えはありますか。

A:ロシアのラブロフ外相と河野外相の累次の会合において、河野外務大臣から、きちんと説明がなされていると思いますが、わが国はINF条約の参加国ではありませんので、条約違反ということには当たらないわけですけれども、イージス・アショアというシステムには、巡航ミサイルを発射する機能は付いておりません。機能を付け加えると、巡航ミサイルに対処する能力というのは加えることができますが、それは今の段階では考えておりません。あくまでも弾道ミサイル対処ということで、これを導入しようと思っておりますので、ロシア側の指摘は当たらないというふうに思っております。

Q:閣議終了後は、総理とお会いになっていたのでしょうか。

A:連絡事項があって遅れてしまいました。

Q:昨日、河野外務大臣から日米地位協定のガイドライン見直しについてコメントありましたが、防衛省としての受け止め、また、沖縄の負担軽減などに対する検討についてお伺いできますでしょうか。

A:地位協定の改善について、絶え間なく努力を続けるということが大事だと思っておりまして、米軍機の事故が発生した際の日米間の対応の在り方について、現在事故発生時の規制線内への立入権の問題など、事故発生時の対応で更に改善すべき点があるのではないかということで、米側と協議をしていると承知をしております。こういう改善が一つ一つ実現していくことが好ましいと考えておりますので、外務省の協議を見守りたいと思っております。

Q:昨日、予算委員会で共産党の井上議員が、F-35Bについて、アメリカが想定していたよりも寿命が短いということを問題視しておりましたけれども、まだそのF-35Bを配備することが決まったわけではありませんが、今後の政府の計画なりに影響を与えるのでしょうか。

A:初期のF-35Bの耐用年数が短いのではないかという指摘だったと思いますが、当然、改良は次々に加えられていくと思いますし、我々は要求性能についてもしっかり打ち出して、それにかなった機種を選定していきたいと考えています。

以上