防衛大臣臨時記者会見

日時
平成30年12月19日(13:45~13:50)
場所
横須賀地方総監部岸壁
備考
横須賀視察

1 発表事項

 本日、護衛艦「いずも」を視察しました。この護衛艦「いずも」につきましては、昨日の閣議におきまして決定されました、新たな「防衛計画の大綱」や「中期防衛力整備計画」におきまして、その改修等について記述されているところでございます。この「いずも」を私自身がこの目でしっかり見させていただきました。ヘリコプターの運用能力、それから指揮中枢機能、医療機能、人員収容機能、輸送機能等の多くの機能を兼ね備えている護衛艦であるということを改めて実感したところでございます。また、士気旺盛な隊員諸君に接しまして、大変心強く思ったところでもございます。また、本日は、この「いずも」視察に先立ちまして、第一線部隊であります海上自衛隊自衛艦隊司令部を視察しました。海上自衛隊のオペレーションの実状について、理解を深めることができたと思っております。今後とも、常に現場の現状を把握し、また、機会あるごとに現場で頑張っていただいている隊員の激励を行いたいと思っております。冒頭、私からは以上です。

2 質疑応答

Q:昨日、防衛大綱の閣議決定をされましたが、改めまして、「いずも」について今の安全保障環境の中で、どのような役割を期待されていますでしょうか。

A:今、申し上げたように、もともと「いずも」型の護衛艦というのは、多機能な用途に使うということを目的として作られた護衛艦でございます。今日は実際にこの目で確認させていただきました。これらの機能に加えて、今後、戦闘機も運用できるよう改修をして、太平洋地域の防空態勢を強化すると同時に、例えば、自衛隊の航空機に緊急事態が発生した時などに、周りに基地がないという場合には、「いずも」に着艦できる、そういうような機能も、是非これから併せ持ってもらって、今後とも多機能な、多用途な護衛艦として活躍をしてもらいたいと思います。

Q:大綱では中国が大綱の中で軍事活動の活発化に強い懸念を示したことに反発しています。それについて、どのようにお考えでしょうか。

A:私どもは、この新大綱・中期防の基でもですね、専守防衛の基本方針に変わりがあるわけではございませんし、今回決まった「いずも」型の改修もですね、先ほども申し上げたように、常時、戦闘機を運用するということではなくて、あくまでも多機能な、多用途な護衛艦として、これからも使っていくと、しかし、新たな機能も付け加えさせていただくということでございますから、他国にとって脅威になったり、不安を与えたりするようにはならない、またそのことを丁寧に説明をしてまいりたいと思います。

Q:今のは、空母化に対する懸念に対する受け止めだと思いますが、脅威をあおっている、中国の脅威をあおっていると、日本があおっていると発表しているのですが、その点についてはどのように受け止めていますか。

A:あおっているのではなくて、我が国の安全のために私ども常時、警戒監視をですね、どこの国を特定するわけではなく、常時、わが国の領土・領海・領空をしっかりと警戒監視をさせていただいております。その中で中国の活動が非常に活発であることは事実であります。そのことを大綱に記述させていただいたことについての反発ではないかなと思いますけれども、そういう緊張状態が解消されるように、努力していくのが大切だと思います。

以上