防衛大臣臨時記者会見概要

平成30年1月12日(13時05分~13時09分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:陸上自衛隊の空挺団による降下訓練始めが行われ、大臣自ら上空からも含めて視察されましたが、改めて視察の御感想をお願いいたします。

A:本日、習志野演習場におきまして、第1空挺団の降下訓練始めを視察いたしました。降下訓練始めは、年の始めに落下傘による降下及びヘリコプターを使用した空中機動作戦を展示し、1年間の降下安全を祈願するとともに、第1空挺団に対する理解と信頼を醸成するために、毎年行っているものです。私も、前回の防衛大臣在任中に続いて今回が3回目の視察ということになります。本行事には、昨年より米陸軍の参加を得ており、今年は沖縄及びアラスカから80余名の米隊員が参加してくれております。このような取組みは、日米のより強固な絆を築くものだと思っております。日米の緊密な連携の下で行われるこうした行事の積み重ねが、今日のような自衛隊と米軍との力強い関係が築かれることの基盤となり、大変有意義な視察になったと思っております。

Q:訓示でも触れられておりましたが、今年は水陸機動団の発足もあります。離島防衛において空挺団に期待する役割というのはどのようなものがありますでしょうか。

A:空挺団の役割というのは、離島を含めた様々な任務に対応することになりますが、万が一、事前に離島に関して何らかの兆候を察した場合には、陸・海・空自衛隊が一体となった統合運用により、部隊を機動的に展開・集中して、この空挺団は先んじて相手国部隊の上陸を阻止するという重要な役割を持つことになります。また、万が一占領された場合には、航空優勢及び海上優勢を確保し、対地攻撃により相手国部隊を制圧した上で、島嶼部への上陸・奪還を任務とする陸上部隊を上陸させるということになります。いずれにしても、第1空挺団が最終的にわが国の領土の守りをする大変重要な砦ということになります。この機動展開を行う第一空挺団の役割というのは極めて重要でありますし、今日は平素からの厳しい訓練をしっかり見ることができました。そして、何より、日米での共同の訓練ということが日本の重要な抑止力に繋がると思っております。

Q:別件なのですけれども、馬毛島に訓練移転が予定されている米軍の艦載機の陸上の空母離着陸訓練なのですけれども、馬毛島での交渉が難航しているということで、一部報道で別の場所も検討し始めたというのがあるのですが、事実関係をお願いいたします。

A:先ほどありましたFCLPの施設につきましては、今、鹿児島県馬毛島を候補地として検討を進めております。これまで、馬毛島の所有者とは累次に亘り交渉してきており、現在も土地所有者との交渉の最中でありますので、新たな候補地を選定するといった事実はありません。

Q:交渉の途中ではあると思うのですけれども、今の状況というのをどのように見ていらっしゃいますか。

A:鋭意交渉を続けているということであります。私どもとしては、在日米軍の安定的な運用のためにも、FCLP施設としての馬毛島の重要性を認識しておりますので、所有者の皆様としっかり共有をしていきたいと思っております。

Q:現在のところ方針転換はないということですか。

A:ありません。

以上

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