防衛大臣臨時記者会見概要

平成28年9月7日(18時31分~18時43分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今日、一通り視察されましたけれど、その受け止めと、水陸機動団を今後、新設される見通しですけれども、具体的なスケジュールについてお聞かせください。

A:まず、佐世保のミサイル対応のイージス艦を視察させていただきました、また。この相浦では、訓練の様子や、また、水陸両用車にも試乗いたしました。今、厳しさを増している北朝鮮の状況、さらには、尖閣周辺への状況を考えたときに、非常に士気高く、そして、日本の防衛に万全を尽くすべく、日々、訓練に励んでおられる、また、隊員の皆様方に激励することができて、非常に有意義でありましたし、また、現実にミサイル防衛の様子等も間近に見ることができ、ミサイルに関する防衛も含めて、日本の防衛に万全を尽くすという決意を新たにしたところです。また、その水陸機動団新設についてですけれども、これについては、防衛大綱・中期防に基づいて、平成29年度の概算要求において、水陸両用作戦の能力を備えた部隊を新設する計画を盛り込んだところでございます。これについては、約2,100人の規模、そして、平成29年度末をメドに新編することといたしております。

Q:関連ですけど、北朝鮮を巡っては、一昨日も弾道ミサイルを発射して、日本の排他的経済水域に着水したと見られています。今後、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する見通し、また、核実験の兆候もあるという指摘もありますけれども、この点についてどのように御覧になっているのでしょうか。

A:北朝鮮は年が明けてから、4回目の核実験をし、また、ミサイルの発射も20回を越え、更には潜水艦からの発射、また、今回は3発を一度に排他的経済水域に着水させるなど、いずれをとっても、安保理決議に違反する暴挙でありますし、断固、許せない抗議をしたいと思いますが、一方で、わが国自身の、ミサイル防衛力をしっかりと付けていかないといけないですし、日米同盟の強化、そして、関係各国、特にミサイルに関しては、韓国との関係も緊密にしていかなければならない、様々なところから取組んで行かなければならないと思っております。また、核実験の兆候に関しては、お答えは差し控えたいと思います。

Q:水陸機動団をどういった運用をされるか、オスプレイの配備見通しをお聞かせください。また、配備が検討されている佐賀空港への配備には、依然、反対意見が根強いと思いますが、今回、反対派や県関係者に会う予定はございますでしょうか。

A:最後の質問の今回、日程の都合もありますので、関係自治体の長等と関係者と会う予定はありません。また、オスプレイに関しては、27年度に5機、28年度に4機調達をし、30年度に最初の機が納入される予定であります。この点については、地元の方々に対してしっかりと説明を尽くして、理解をいただきたいと思っております。他方、佐賀県議会において、知事が「判断をいたずらに先延ばしをしない。的確な時期に的確に対応したい。」と発言をされたというふうに承知しております。知事の御言葉にありますように、適切な時期にいたずらに先延ばしをすることなくということを仰っておられることでありますので、一層、スピード感を持って出来るように対応していきたいと思っております。

Q:今回、もし反対派の方々と会われた場合に、地元でも協議が進むということも考えられますが、日程に入らなかったというのは、どういった理由があるのでしょうか。

A:今回は、明日は背振山の視察を予定をいたしております。また、東京での公務もありますので、日程の中で入れる予定はなかったということです。

Q:オスプレイの話で、知事が適切な時期に先延ばしはしないというような話がありましたけれども、漁業者のことは、覚書で、自衛隊の兼用は、佐賀空港はしないという覚書もあるということで、知事だけではなく、漁業者との関係もかなり重要かと思うのですが、その点についてはいかがですか。

A:知事だけでいいということではなく、むしろ、地元の皆様方の理解があって、初めて知事も判断ができるのだというふうに思いますので、そういった点も含めて、理解がいただけるようにしていきたいと思います。

Q:具体的に何か考えているということではないのでしょうか。

A:現時点で、例えば、どなたかにお会いしてということまでは考えていませんが、適切にそういった理解がいただけるような対応はしていきたいと思っています。

Q:今日、日韓の首脳会談が行われる予定ですけれども、それも踏まえてですが、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を受けて、韓国とのGSOMIA締結が必要と思われていますけれども、改めてGSOMIAの意義、重要性についてお聞かせ下さい。あと、締結の見通しも。

A:冒頭、申し上げましたように、北朝鮮のミサイルの脅威、また、確実に技術を向上させていると思わざるを得ませんが、そういった意味で、韓国とは、共通の利益を維持しているというふうに思います。そして、日米のみならず、日米韓、更には、その情報の共有ということは非常に重要ですので、そういった点からは、GSOMIAの早期の締結ということには意義があるというふうに思っております。まだ、具体的にどのようなスケジュールで、というところまでは決まっておりませんし、その協議の進展状況について申し上げることは差し控えますが、その意義に鑑みれば、早期に締結することが望ましいと思います。

Q:今、まだ締結に至っていない理由というのは、どういうのが現状あるのでしょうか。

A:様々、今までの経緯もあるかとは思いますが、しかしながら、安倍政権になってから、例えば、昨年の慰安婦問題の合意も成立をしたところでありますので、更に前進をさせる状況も一つ一つ積み上がってきているのではないかと思います。

Q:北朝鮮の弾道ミサイル防衛についてなのですけれども、今日視察したそういったBMD対応のイージス艦が、北朝鮮の方に張り付くような形で警戒に当たっているかと思います。それについては、自衛隊の中からも、中々任務的に、精神的に、体力的にも厳しいという意見もあるわけですけれども、持続可能な警戒態勢、今後の将来的なものなのですけれども、この辺りはどういうふうにお考えですか。

A:今、仰ったように、万全のミサイル防衛を尽くしていくという観点から、今、そのイージス艦によるミサイル防衛の態勢、非常に士気高く取組んでいただいておりますけれども、非常にぎりぎりの態勢でやっているというふうに思っております。そういった意味からも、万全のミサイル態勢、それは中期防の計画をしっかりとやっていくということも含めて、常に検証していかなければならないと思っております。

Q:安保関連法の成立から間もなく一年が経ちますけれども、今日は実際に見られた佐世保の部隊に対する今後の役割の変更とか、見通しとか、その辺はいかがでしょうか。

A:平和安全法制の成立自体は、今の厳しさを増している安全保障環境の中で、私は、憲法の許す範囲の中で、非常に有意義なものであるというふうに考えております。そして、尖閣、北朝鮮、更には東シナ海、また南シナ海、この東アジア、太平洋地域における状況というのは大変厳しい中で、しっかりと、わが国の防衛を万全なものにするために、この佐世保における部隊がしっかりと取組んでいただいているということは、非常に有意義だというふうに思っています。

Q:佐賀空港へのオスプレイの配備の件で、改めて市民や県の関係者には明日会わないということですね。

A:明日は、日程の都合で会う予定は立てていません。

Q:何か、時期を見て、知事なりとトップ会談ということは今後あり得るのでしょうか。

A:そういったことも含めて考えていきたいと思います。

Q:大臣の意向としては、トップ会談したいという意向はありますか。

A:トップ会談が全てではないと思いますが、地元の方々の理解をしっかり進めていくということは重要だと思います。

以上

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