防衛大臣臨時記者会見概要

平成28年8月23日(16時11分~16時20分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今日の視察の御所感をお願いします。

A:就任から、できるだけ多くの機会を見つけて、国内外の自衛隊の皆様方が、頑張って任務に就いておられるところを視察して、そして、激励したいと思っておりました。小松、それから、ジブチに続いて、この横須賀においても、海上自衛隊の皆様方、米国の第7艦隊と、非常に信頼感、そして、緊密な連携の下で、この地域の平和と安定のために頑張っておられる姿をしっかりと視察することができたというふうに思っております。心強く思いました。

Q:今日、米海軍の幹部の皆様とも懇談されていらっしゃいましたが、そこでは、どのような話をされたのでしょうか。

A:やはり、今の日本、さらには、アジア太平洋地域を取り巻く環境の厳しさにおいて、日米同盟が非常に重要であること、さらには、北朝鮮のミサイルに関しては、日米のみならず、日米韓の連携が重要であることなどをお話しました。また、東アジアの南シナ海、そして、東シナ海における動きについては、力ではなくて、しっかりと「法の支配」を貫徹させていく、その重要性についてもお話したところです。さらには、日米同盟、非常に強固なものであり、この関係をしっかりと今後も続けていこうということなどをお話したところです。

Q:今後、自衛隊だけではなく、在沖も含めた米軍の視察なども御検討されるお考えはありますでしょうか。

A:沖縄について、大変重要な問題でありますので、できるだけ早い時期に視察をしたいというふうに思っております。また、まだ具体的にどこということは決まっていませんけれども、今後も、現場で、第一線で活躍されている皆様方の視察はしっかり続けていきたいと思っております。

Q:大臣は今日、訓示の中で、中国の尖閣諸島を巡る動きなどについても言及されておりました。今、かなりの公船が領海侵入を繰り返しておりますけれども、こういった現状は、日本の安全保障にとってどういう影響に繋がるのでしょうか。

A:やはり、尖閣諸島を巡る、また、中国の軍艦が初めて6月に接続水域に入ってきたことなど、非常に厳しさは増していると思います。だからこそ、一つは、日本の防衛に万全を尽くす、さらには、日米の同盟を強固なものにする、そして、しっかりと情報分析も進めていくということだと思います。

Q:大臣は、尖閣の状況をこのままにしておいていいというふうにお考えでしょうか。

A:エスカレートするということではなくて、しっかりと冷静に対処していくことが重要だと思っております。

Q:関連なのですけれども、米海軍幹部との懇談で、そういった中国の海洋進出を巡る現在の状況というのも、意見交換されたのでしょうか。

A:海洋進出、東シナ海、そして南シナ海、さらには東シナ海における尖閣、そして、建造物等々、一般的に意見交換をしたところです。

Q:中国に続いて、東シナ海、南シナ海の中国の動きについて、「法の支配」の貫徹の重要性を先方の方に伝えられたと。

A:「法の支配」の重要性ということは、南シナ海における仲裁裁判を含め、アメリカ側からも言及があったところです。

Q:今日、原子力空母に乗られたわけですけれども、北朝鮮や中国などの動きの中で米海軍の原子力空母が果たす役割について、大臣乗られて、どのような御認識を持たれましたでしょうか。

A:やはり、第7艦隊の重要性、そして、アメリカの空母が存在することの抑止力というものはあるというふうに思います。

Q:大臣、就任まもなくで、ブリーフィング受けているかどうかわかりませんが、米軍の厚木航空施設に常駐しています、空母艦載機の移駐問題が現在進行しておりまして、海兵隊の岩国航空基地に、17年頃に移駐するという日米間で合意になっていますが、今、愛宕山の住宅施設とか、周辺の米軍の施設の進捗が進んでいるとは思うのですけれども、地元の厚木とかで騒音が問題になっておりまして、地元の期待としては、なるべく早めに移駐してほしいという期待がありますが、目標として、だいたい具体的な時期をお考えかどうか。

A:やはり、そこは日米の合意に基づいて、厚木の空母艦載機の岩国移駐については、設備の整備を進めて、2017年頃に完了できるよう、日米でも協議を進めていき、また、関係自治体にも説明をしていきたいというふうに思っています。

Q:先ほどの質問と被るのですが、横須賀の町というのは日米の日米安全保障連携の最前線の町だと思うのですね。両方の護衛艦、「いずも」、それから、米海軍の「ロナルド・レーガン」を視察されて、日米同盟の印象についてお願いします。

A:最新の護衛艦「いずも」、それから潜水艦「こくりゅう」も見せて頂いて、非常に士気高く、さらには、日本の海上自衛隊と、そして、第7艦隊、アメリカの海軍との間で、非常に良い信頼関係が築かれていて、また、非常にこの若い時から交流も続けるプログラムも始まっているということでありますので、非常に心強く、その同盟の強さというものを感じることができましたし、また、アメリカの空母のメンテナンスに関しては、横須賀の方々、日本の方々が非常に高い能力でメンテナンスに携わっておられることを、世界一だというふうに評価もされていて、地元との関係や地元の雇用に与える貢献というものも感じたところです。

Q:今、同盟の強さを感じたということでしたけれども、こういう中国の海洋進出、北朝鮮の動きをにらんで、同盟の抑止力を高めていくために、今後、どのような取組みが必要だとお考えでしょうか。

A:やはり、こういった厳しい状況の中で、三つあると思います。一つは、わが国自身の防衛能力をしっかりと高めていく、そして二つ目は、日米同盟を強化していく、さらには、関係諸国、近隣諸国、日米韓、また、中国との間でも連携を図っていくということが重要だと思います。

以上

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