大臣臨時会見概要(再差替え)

平成28年3月27日(14時48分~15時00分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:冒頭の頭撮りの後、どのようなやりとりがあったのでしょうか。

A:私の方から、辺野古への移設に対する考え方や、意義に対して説明をいたしました。そして、オスプレイの安全性、政府の確認の理由などについて説明をさせていただきました。先方の方から、一つは、15年に普天間基地閉鎖ですか、これに対してどう考えているのかというお尋ねがございました。これは累次説明しているとおり、政府といたしましては、年末に、仲井眞知事が予算の関係で東京に来られた折に、このような要望がございましたが、政府としては、できることについては全て行うということ、そして、この実現のためには、辺野古移設へのご理解とご協力があること、これが大前提であるということである、ということでお答えさせていただきました。そしてもう一点、25日に沖縄防衛局に対して、県の方からキャンプ・シュワブ内における工事等の状況についての照会がございました。これに対して、認識を求められましたので、この照会につきましては、現在、現場の各種作業において、現時点ですべて止めているということにつきると、そして、沖縄県側からの文書を踏まえて、しっかりと対応をしていきたいということで、今後、和解の内容、また、趣旨をよく確認して適切に対応し、検討した結果をお伝えしたいということでお話を交わしたわけでございます。

Q:大臣からその辺野古の意義について説明されたということですか。

A:はい。

Q:具体的にどのように説明されたのでしょうか。また、その会談で、辺野古への移設計画についての歩み寄りというのはあったのでしょうか。

A:これはもう20年間の経緯がありまして、当初、平成8年の橋本・モンデール会談からスタートし、その後、年末にSACO合意がされ、そして、キャンプ・シュワブ沖から辺野古、また埋め立てときましたけれども、それぞれの経緯の中で協議をして、そして理解をいただきながらやってきたわけでありますので、そもそもこういった前提で、辺野古が決定され、それに対して政府としては誠実に進めてきたということをお話しさせていただきました。

Q:歩み寄りはあったのでしょうか。

A:はい、それぞれ考えを述べることによって、それなりの回答を私はしたつもりでございますし、また、私も直接、沖縄にまいりまして、基地の抱える問題点とか、考え方も聞きましたので、私としては、こちらに来て参考になったし、意義があったと思っております。

Q:さきほど大臣が、5年以内の運用停止の件で、辺野古移設への理解と協力が大前提だという話をされたということを説明されていました。ということは、翁長知事が辺野古移設に理解とか協力をしない限りは、具体的な検討に入るのは難しいという理解でいいのでしょうか。

A:これは、累次国会でも官房長官が答弁しておりますが、現在の政府の認識、これは従来からずっと一貫しておりまして、そのような考え方であるということを述べたものであります。

Q:そうすると、5年以内の運用停止に関する負担軽減策等というものが、もう進まなくなってしまうのではないかなという気もするのですが、何か今後の取組みというものを考えられることはないのでしょうか。

A:政府としては、できる限りのことは全て行うということでやっておりまして、たとえば、KC-130は全て岩国基地に移転しておりますし、また、外来からくる緊急事態の航空機においても、九州の方に移設をということで、残された問題はオスプレイの運用に関わることでありますが、これもできるだけ本州の方に移転をするように努力をしておりまして、そのような形で、できることは全て行っているということです。

Q:先ほどの本州移転の件で、佐賀で一旦努力をされて、あれがうまくいかなかった訳なのですけど、佐賀県以外の本土の都道府県への働きかけというのを今後するご予定はありますでしょうか。

A:佐賀の方も、自衛隊のオスプレイを誘致すると、その際、米軍のオスプレイもということでお願いをしたのは事実でありますが、これが何やら重点的に佐賀県だけに集中するのではないかというようなことが言われましたので、そういった誤解とか懸念を払拭する為に、私が知事に対して、その米軍のオスプレイの佐賀利用とは切り離して、自衛隊の要請を行ったものでございますが、これはあくまでも全国で沖縄の負担を分かち合うという観点から、引き続き、全国の他の空港と同様に、米軍のオスプレイによる佐賀の利用も考慮させて頂きたいとお願いを致しました。全国の他のところにおきましても、防災訓練にしても、イベントにしても、こういったオスプレイ等の日米間の訓練なり、またオスプレイ等の参加などにおいても、引き続き、求めているところでございます。

Q:今回の会談で、翁長知事と一致できた点というのは、どのようにお考えでしょうか。北部訓練場なども含めて。

A:政府の考え方、累次説明をさせて頂いているわけでございますが、「政府・沖縄県協議会」というものができました。また、話し合いによって、作業部会というものができまして、実質、事務的な協議とか、また内容についても、ここでより詳細に話し合えるということで、そういう意味におきましては、沖縄県と協議の場が持たれていたというのが事実になって、信頼関係も増して、協議の内容もこれから大いに続けていきたいという確信を持ちました。

Q:普天間については、辺野古移設が唯一の解決策だという方針ですけれども、その点も今日は説明されたのでしょうか。

A:私もずっと20年この問題に関わっていますけれども、これまでの経緯で「県外へ、国外へ」ということもありました。しかし、結果としては再び辺野古しかないというようなことであったわけでございまして、今、また再び、こういった問題が混乱致しますと、より一層普天間の基地の固定化、また存続が続く訳でございますので、政府としては、一日も早く、普天間基地の抱える危険性の除去に努めていきたいと思っております。

Q:それは、翁長さんに伝えた。

A:お話しさせて頂きました。

Q:北部訓練場に関して、翁長知事は、オスプレイに関連して、交通整理が必要だといったような言い方をされていましたけれども、これについて、クローズになってから議論なさったのかどうかと、それと、お聞きになった大臣の受け止めをお願いします。

A:これまでも使っていた、CH―48を、すべて米軍の場合は、老朽化に伴う更新をするわけでありまして、私としては安全性におきましては、こういった老朽化の更新でありますので、一定の前進はあるし、防衛省が同オスプレイを採用する際も、米側に照会をして、安全については独自に確認も致しました。また、各種技術情報を集約・分析をして、関係者からも聴取の上、安全な機体であるということを確認を致しまして、そのような安全性についてのお話は知事さんにさせて頂きました。

Q:これについて、向こう側からどのような。

A:私は説明したということです。

Q:それを聞いている表情とか見て、翁長さんにはそのことは伝わったというふうにお考えですか。

A:これはあくまでも、CH-46の更新として行われたことでございますので、そういった認識を私は説明させて頂いたということでございます。

Q:次の「政府・沖縄県協議会」の作業部会なのですけれども、スケジュール感、今日話し合いはされましたか。

A:これは、安慶田副知事と杉田官房副長官の間で、協議をするということでございますので、その間で協議が続いていると思います。

Q:別件ですけれども、アメリカの大統領選で、トランプ候補が在日米軍について予算を倍増しなければ、撤退も考え得るというような発言をしています。また、日韓で核を保有することは否定しないという発言もしていますが、大臣としてはどのように受け止めてらっしゃいますか。

A:アメリカの大統領選挙といいますと、わが国を始め、国際社会に大変大きな影響を与えるものであり、非常に注目をしているわけでございますが、これは米国の内政に関わることでありますので、この点につきまして、逐一コメントや論評をすることは控えさせて頂きたいと思います。

Q:核保有についてはどのように。

A:これも同じで、大統領選挙の一環として行われておりますので、これは米国のこれからの内政に関わるようなことでありますので、予備選挙の動向、また候補者の発言等について逐一わが国の閣僚として、コメントすることは差し控えさせて頂きたいと思います。

Q:昨日夜、名護市で中泊さん、古波蔵さんとお会いになっていますけれども、大臣からどのようなお話をされたのですか。

A:私が以前から、名護市において北部振興協議会というのがありまして、毎年、訪問させて頂きました。従来から、いろいろなお話をしたことはありますけれども、そういった昔話とか、交友を暖めるというような一般的な話でした。

Q:今回のこの辺野古に関して、県と国との和解の後の今後の考えについて、そんな説明もされましたか。

A:今まで、親しくお話もしてきたわけでありますので、そういう点も踏まえて、一般的なお話としていろいろとお話はさせて頂きました。

Q:やはり、政府の方針ということなので、辺野古への基地ということなので、協力を求めたということ。

A:一般的なお話をしました。

 下線部「15年に」を「5年の」に、「CH-48」を「CH―46」に訂正。

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