大臣臨時会見概要

平成28年3月26日(18時10分~18時25分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:まず、名護市長との会談なのですが、マスコミが出た後でどのようなやりとりがあったのでしょうか。

A:市長から、何故、辺野古が唯一の選択肢であるのかということ、それから、5年以内の運用停止に対する認識、また、ボーリング調査の取扱い、また、キャンプ・シュワブ周辺の護岸工事などについて、御意見・御質問がありました。これに対して、私の方から、V字型の2本の滑走路設計をいたしまして、住宅地の上空を飛ばないように設計になっているということ、それから、弾薬の搭載エリア、また、係船機能の護岸のこと、また、水陸両用の車両、ヘリパット、それぞれ、政府といたしまして、従来、御説明をしてきた内容を説明をさせて頂きました。これにつきまして、特に、今、和解の協議が始まったところでありますので、私も、自ら名護市に足を運びまして、直接、市長さんと顔と顔を合わせて、膝を交えて、率直な話し合いができたということは、非常に有意義でもありましたし、先ほど、戦略的な意義につきましても、現在の安全保障を踏まえた、沖縄の戦略的重要性について、そして、この意義につきましては、普天間の飛行場の危険性の除去のために、相当長い年月の経過を経て、辺野古に決定した経緯もありますので、こういった意義において辺野古の移設の重要性、また、代替施設自体は、沖縄の負担軽減に資するものでありまして、従来の普天間飛行場の機能を強化した新基地建設ではないのだと。オスプレイの機能しかないし、また、オスプレイの機能もできるだけ本州の方に移転をお願いしているところでございますので、決して負担が増大するというものではないということを、説明させて頂きました。

Q:今日、名護市長との会談の中で、その移設計画についての歩み寄りというのはあったのでしょうか。

A:名護市の方からの御質問に、私なりに、率直にお答えをさせて頂いたつもりでありますけれども、これはやはり、協議を続けていくことによって、理解や納得が深まって、非常にお互いの認識が近づくものになればというふうに思っております。改めまして、名護市の市長さんから、直接お話を聞くことによって、私も更に検討をするようなことも考えましたので、今後ともこのような協議の場、これは多く持っていく必要があるというふうに思いました。

Q:関連で、今、大臣が検討していくと言ったのは、何を具体的に検討されるのでしょうか。

A:例えば、防音工事について、本州における基準と、沖縄の基準がどうして違うのかということで、私なりに、この104号線の射撃の移転でありますので、155ミリ榴弾砲の射撃が本州に移った時の考え方と、現在、その155ミリ榴弾砲の射撃はなくなったということでありますので、この現状等について説明させて頂きましたけれども、まだ、地元からそのようなお声が上がっているということで、更に、これは検討してみる必要があるというふうに思いました。

Q:今日こちらに来る前に、国頭村と東村の方にも直接訪れていると思いますが、今日こちらに直接、今から夕食会意見交換会の場にもお二人来てまして、要は、聞いたら両方とも役場に大臣が来るのは初めてということだったので、こういう場がある中で、あえてその前に直接、役場に訪れた目的、狙いというのはどういうところなのかなと。

A:一対一で御要望を直接聞いてみたかったと。特に懸案は北部訓練場、これは、平成8年にSACOで返還することが決まっています。その7500ヘクタールの中の4000ヘクタールという、非常に広大な面積が返還されるということで、これは目に見えた形で負担軽減につながるわけでございますが、未だに実現されてないわけでありますので、改めて地元の皆様方の認識、また、お声を聞かせて頂きたかったということです。両村に参りまして、まず国頭の方から、早期に返還していただいて、そして国立公園、また世界自然遺産の登録などを早く実施をしたいというようなこともありましたし、また、東村におきましても、これも早期に返還を我々は努力をしているということで、あらためて、高江地区などの区長さんも来られておりましたので、地元の声として聞かせて頂いたということで、非常に有意義だったと思います。

Q:関連して、北部訓練場の件についてお伺いしたいのですけれども、明日の翁長知事と面談されると思うのですけれども、北部訓練場の返還については、高江のヘリパットの問題があると思うのですけれども、それについては翁長知事には何かお願いなり、要求なりとかされる考えは。

A:これは、これまでの「政府・沖縄協議会」の場においても、私の方から、二度知事の方に要望させて頂きまして、現在、この返還を進めていく場合に、着陸帯の移設工事を進めておりますけれども、北部訓練場の出入り口の前に、沖縄の県道、これに放置されている物件や車両によって、米軍の車両や工事用の車両等の通行が阻害されて、長時間、米軍の運用、また工事の実施に支障を来しております。そこで、この状況を改善するために、県道の交通に支障を来すと、また、緊急事態の場合に、例えば急な病人が発生した場合の搬出、これに支障になるということで、人命にも関わるということでございまして、現状においては、沖縄防衛局長から県知事に対して、行政手続法に基づく処分を求める文書を出しておりまして、こういったことに対して、知事に対して、更に早急な対応をお願いしたいということであります。

Q:北部訓練場の返還についてなのですが、仮に返還されたとしても、およそ半分、だいたい3500ヘクタールの敷地が残るわけですよね。実際、私達も一回、中に入って取材しましたが、米軍が使っているのはその中でもごくごく一部です。そうしますと、2012年の日米合意で海兵隊の実戦部隊はグアムなどに移転するわけですから、そういった実態がなくなっていく海兵隊のために、将来的にもああいう大きな敷地の訓練場が必要なのかどうか、そこは大臣どうお考えでしょうか。

A:私も個人的に、自衛隊の時代に北部訓練場で訓練したことがあります。やはり、ある一定の能力を維持するためにはどうしても訓練場というものは必要でありまして、これは、米軍がいろいろと考えた上で、過去の合意で一部返還に合意をしたということでありますので、やはりその地域におきましては、米軍の訓練の所要などを考慮して、返還できるところ、返還されてないところ、できないところ、こういうことを判断して決定されたということでございますので、そういった米軍の所要に基づいたことであると認識しております。

Q:さらに、多くの土地を返還してくれという交渉を米軍側とはできないものなのでしょうか。

A:これは、前提はSACO合意という、全体のプログラムの中で決めたことでありますので、これをまた一部変更することになりますと、他の地域も同時に見直しということになりますので、とりあえず、私は最低限、平成8年の計画に従って、そこで計画されたことは早く実現できるようにするべきではないかと考えております。

Q:久辺三区の区長さんと今日お話されていましたけれども、改めて意義と、今年度は直接、補助金が交付できるようになりましたが、この意義を含めて、新年度予算に含まれていますが、お聞かせ下さい。

A:これは、突然、和解に入ったということで、特に、辺野古の地元である久辺三区の皆様方にとっては、その経緯などを知るということも必要ですし、こちらもきちんと説明をしておきたかったということで、三区の皆様方とお会いして、これまでの経緯と、工事に伴う考え方などを直接説明させて頂いた、改めて、これまでも地域の御要望については伺っておりましたので、今後、更なる地域の御要望等につきましても、改めて直接、聞かせて頂く場を持って頂きたいということです。

Q:名護市長からはボーリング調査をどうするのかという質問があったという、先ほど聞こえたような気がしたのですけれども、大臣の方から、今、中断している工事の再開について何か言及されたりされたのでしょうか。

A:これは、和解条項に従いまして行っているところでありまして、そこでいう埋立て工事の中止ということを、我々も直ちにあの全ての工事を中止を致しております。今後の対応につきまして、和解の当事者間の間の認識の異なることがないように、現在、防衛省の中で和解条項の内容を良く確認した上で、適切に対応しているということで、そのような説明をさせて頂きました。

Q:北部訓練場についてなのですけれども、新しいヘリパッドについては、オスプレイの運用については、各市町村ですけれども反対の見解を示していると思うのですけれども、オスプレイの運用について大臣のお考えをお聞かせ下さい。

A:これは、CH-46という旧型のヘリコプターの更新ということで、全面的に更新が行われているわけでございます。オスプレイ等につきましても、私も、また防衛省としても、安全性においては、確認をした上で、自衛隊の方にもオスプレイの導入、これは実施するわけでございますので、そういう意味において、能力が向上し、また、安全性においても確認した上で、自衛隊も運用を決めておりますので、そういう面におきましては、従来のヘリコプターと同様な認識でおります。

Q:地域からは反対の懸念する声が出ていると思うのですけれども、事故に対してですね、その辺はどういうお考えですか。

A:オスプレイにつきまして、それぞれ、安全性について、この普天間飛行場の配備に先立って、その当時に、防衛省や大学の教授、また、国交省などの専門家などから分析評価チームを設けて、チーム員を米国に派遣するなどしまして、この安全性というものを確認をいたしてきたということでございます。

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