大臣会見概要

平成28年3月8日(08時18分~08時26分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:普天間飛行場の移設に関して、昨日、政府が沖縄県の翁長知事に対して、辺野古の埋立承認取消しの是正指示を出されましたけれども、円満解決に向けた話し合い、協議というのが、まだ、一度も行われていない中で、是正指示を出したということに批判的な意見が出ていますけれども、これをどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。

A:これについては、辺野古の訴訟後の和解を巡る中で、裁判所から提示をされた和解案に従って進んでいるということでありまして、国が、沖縄県知事に対して、辺野古埋立の承認取消の是正措置と致したわけでございます。これはまさに政府と沖縄県が合意に達した和解条項に基づくものでございまして、政府と沖縄県が和解条項の内容を実現していくという上で必要な手続きであると認識しております。

Q:沖縄県側からは、和解条項の中には円満解決に向けた話し合いというのがあるのですけれども、それがなされていない中で、是正勧告を出されたことに、ちょっと否定的な意見も出ているようなのですけれども、それについてどうお考えでしょうか。

A:これは和解条項の中に、国が沖縄県に対して、是正指示をすると書かれておりまして、その後、1週間以内に国地方係争処理委員会に申し出るなど、期日も含めて手続きが書かれております。これに沿って、今、和解内容の実現をしているということでありまして、政府としては、今回の和解内容を誠実に実行していく考えでございます。

Q:昨日、アメリカのシェアー国防次官補と会談されましたけれども、辺野古移設に関して、例えば、今回の和解によって移設の完了時期ですとか、そういった話をされたのでしょうか。

A:昨日は表敬を受けましたけれども、わが国の防衛政策、地域情勢、また日米防衛協力、特にガイドライン、これの実効性の担保のために今後の取組み方、沖縄の負担軽減、また普天間飛行場の移設を含む米軍再編等について意見交換をしまして、緊密に連携していくということを確認致しました。その中で、今回の和解案について、私の方から説明させていただいて、シェアー国防次官補からは、「今回の決定は日本政府が極めて慎重に検討した結果で、その上で下した決断だと承知をしている」という発言がありました。私とシェアー国防次官補は、普天間飛行場の返還というのは日米合意に基づいて進めているものであり、引き続き日米の間で緊密に連携をしていくということで確認をしたということでございます。

Q:和解案による日程への影響ですとか、そういったお話はあったのでしょうか。

A:これはまだ和解を進めていく過程でございますので、具体的な日にちなどのやり取り等は、まだ、ないということでございますが、今後とも、日米間で緊密に連携をとって、本件についても説明をしていきたいということでございます。

Q:ボーリング調査について、週末、大臣がぶら下がりの中でも「検討事項だ」というふうにおっしゃっていたと思うのですけれども、今回、工事を止めるうちにボーリングが入るのかどうかについて、その後、何か決定したことはありますでしょうか。

A:現在、防衛省としては、埋立工事を直ちに中止するということでございまして、防衛省内の対応の具体的なところにつきましては、和解の当事者間の認識に異なることがないように、和解の内容をよく確認した上で、適切に対応していくという考えであります。防衛省としては、今回の和解条項に従いまして、和解の内容は全て誠実に実行していく考えでありまして、和解条項の内容を実現する上で必要な手続を進めて、また、沖縄県との間で行う協議についても、政府としては、近日中に、沖縄県側と今後の進め方について協議をして、速やかに実施に移したいと考えております。

Q:沖縄県との協議なのですけれども、これは、政治家の方がやる予定なのでしょうか。それとも事務レベルの方で進めるのでしょうか。

A:政務においても事務においても、いずれのレベルでも実施をするということになるということです。

Q:大臣御自身も沖縄に行って、その協議の一環を担うということですか。

A:時期についてはまだ決まっておりませんが、沖縄県に対して、丁寧に説明をし、また、沖縄県の御意見も伺って参りたいと思います。目的というのは、今回和解で示されたように、円満解決に向けて協議を行うということで合意をしたものでありまして、国も県もお互いに誠実に協力して、対応して、共に努力をしていかなければならないと考えております。

Q:そうすると、さっきのボーリングの絡みですけれども、沖縄県との協議の中で、ボーリング調査も止めるのか、進めるのかというのを決めていくということですか。齟齬がないように。

A:和解案の内容に従って、誠実に行っていくということでありまして、和解の当事者であります国、そして沖縄県が、認識が異なることがないようにしていきたいと考えています。

Q:沖縄に、時期は決まっていないけれども、説明をしたいということでしたけれども、今月中にも説明は行いたいという認識でしょうか。

A:所要の準備等を致しまして、しっかりと沖縄の皆さんにも考え方をお話するとともに、沖縄県側の御意見、知事、また市長はじめ基地所在の市長・村長さんからも、御意見を伺いたいと思っております。

Q:政務の協議というものの確認なのですが、関係閣僚と沖縄県による会議という理解でいいのですか。

A:政府としては、こういった政治レベルと、また事務レベルと両方やっていくということでございます。

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