大臣臨時会見概要

平成28年2月3日(12時41分~12時45分)

1 発表事項

なし

2 質疑応答

Q:NSCと、それから防衛会議がありましたが、防衛省・自衛隊としての今後の対応を教えて下さい。

A:昨晩、北朝鮮が人工衛星を発射する旨をIMO等に通告を致しました。これは、核実験の実施に引き続いて、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行するということを意味しておりまして、明確な国連の安保理決議の違反であります。わが国としては、安全保障上の重大な挑発行為でありまして、米国、韓国等と連携致しまして、北朝鮮が発射を行わないように強く自制を求めます。防衛省・自衛隊は、これまでも、事前の予告なく弾道ミサイルの発射を含む北朝鮮の挑発行為に出る可能性が否定できない状況を受けて、いかなる事態にも対応できるように万全の態勢を整えてきたところでありますが、今般の発表を受けまして、先ほど開催された国家安全保障会議(NSC)4大臣会合、そして防衛会議を踏まえまして、万が一、わが国の領域内に落下する場合に備えまして、自衛隊のイージス艦、PAC-3部隊等に対しまして、所要の態勢をとらせるべく、弾道ミサイル等の破壊措置命令を発出致しました。引き続き、いかなる事態にも対応することができるように、緊張感を持って、警戒監視・情報収集を努めまして、国民の安全と安心の確保に努めて参りたいと思っております。

Q:PAC-3の展開についてですけれども、前回12年の時は、先島諸島に展開しましたが、今回はどういう予定になっているのですか。

A:PAC-3におきましては、現在、所要の態勢をとっているわけでございますが、首都圏、そして沖縄県の一部以外の展開先につきましては、現在、地元自治体などと調整を続けております。こういった関係先と調整中であるということで、現時点でお答えすることは差し控えますが、調整が終了次第、配備をしたいと考えております。

Q:今回のミサイル、先島諸島の上空付近を通過する可能性もあるということで、当然、石垣島や宮古にも配備する必要があると思いますけれど、その点、大臣のお考えいかがでしょうか。

A:先程お話ししたとおり、配備する場合は地元と調整をする必要がございますので、所要のところの調整を進めているというところでございます。

Q:調整がつけば、大丈夫ということでいいのですか。

A:最大限、国民の皆様方の安全・安心に繋がるように対応しておりますので、その計画に従って対応できればと思っております。

Q:破壊措置命令の発出は、いつ付でございますか。

A:先程、幹部会議終了後、命令を出しました。

Q:今日付で。

A:本日、破壊措置命令を発出したということでございます。

Q:これまでは出していなかったということですか。

A:これまでのことにつきましては、いかなる事態に対しても国民の安全を確保すべく対応できるように万全を期していたということでございまして、これまでの対応につきましては、北朝鮮が弾道ミサイルを発射するか否か、これを明らかにしておりませんでしたので、わが方におきましても、行動等につきましては、インテリジェンスや、また手の内を明らかにしないということにもなりますので、この命令の発出の有無も含めまして、具体的な内容についてはお答えしておりません。

Q:今日出した命令の期間は。

A:状況を見て、新たな命令を発出したいと思いますが。

Q:25日までですよね。

A:そうですね。

Q:命令の有効期間は、何日から何日までですか。

A:とりあえず、先方が8日から25日という通告をしておりますので、25日までということで命令を致しました。

Q:沖縄県のPAC-3は、既に置いているということですか。

A:PAC-3は、沖縄県の地域にも展開はしておりますが、まだ沖縄県の中におきましても、一部の地域において、現在、関係先と調整をしているということです。

Q:沖縄県の一部に配備しているのですか。

A:一部には、もう配備しております。

Q:先島へは、早ければ、調整がつけば今日中にも配備するということですか。

A:調整次第です。

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