大臣会見概要

平成28年1月15日(08時27分~08時34分)

1 発表事項

  なし。

2 質疑応答

Q:昨年末に、日韓でソマリアのアデン湾で共同訓練が実施されましたが、一部韓国側からの要請で公表が遅れたという報道もあります。この辺りの事実関係について教えてください。

A:昨年の12月23日にアデン湾におきまして、海賊対処のために派遣している護衛艦の「すずなみ」が、海賊対処に従事している各国の部隊間の連携を図るとともに、海上自衛隊の戦術技量の向上をするために、韓国の海軍艦艇と訓練を実施を致しました。他国との共同訓練の公表につきましては、個々の訓練ごとに、相手国の関係、また部隊の運用状況、そして訓練の内容・規模といった様々な要素を総合的に考慮して公表の有無や時期について判断をしているところであります。今回は、基本的な動作についての訓練を実施する小規模なものであったことなどから、事前に公表をしなかったものでございます。

Q:韓国側からの要請があったという報道もありますが、この辺は改めていかがでしょうか。

A:訓練の公表等について、個々の訓練ごとに相手国との協議もありますし、相手国との関係、また部隊の運用状況、訓練の内容や規模といったものを基に判断するものでありまして、今回は小規模なものであったということで、公表はしなかったということです。

Q:昨日なのですけれども、自民党の桜田議員が、慰安婦問題について不適切な発言があって陳謝し、撤回した事例がありましたけれども、この展開について、こういうような発言があったことについて、どのようにお考えかというのと、こういう発言が、昨年末の日韓合意について影響を与えるのではないかという見方もありますが、そのあたりについての見解をお聞かせ下さい。

A:これは昨日、官房長官がお答えをしたとおりでありまして、日韓間の懸案等につきましては、外務大臣、また当局が協議をして、共同発表をしたわけであります。それが全てでありまして、その内容に従って、両国間において、こういった問題の解決のために全力を尽くしているというところでございます。

Q:党内からこういう発言が出る、認識をしているということについてはどういうお考えですか。

A:お互いの国と国との関係において、誠意をもっていろいろな事柄について話合いをして、解決をしているわけでありますので、そういったことも踏まえて、国際的な視点の中で考えて発言をし、行動すべきだと思います。

Q:今週末、沖縄の宜野湾市長選が告示されるのですけれども、立候補を予定している志村候補は、争点として辺野古移設への反対を掲げています。現職はディズニーリゾート誘致などを掲げているのですけれども、大臣御自身は今回の宜野湾市長選の最大の争点は何かと考えているのかというのと、もし志村候補が選ばれた場合に、辺野古への基地移設というのは、大臣はかねてから「地元の理解」という言葉をよくお使いになりますけれども、どのような影響があるというふうにお感じになりますか。

A:これはあくまでも地方での市長を選ぶ選挙でありまして、それぞれの争点、テーマなどは、やはり市民の皆様方が選挙を通じて判断をされることでありますので、私の方からとやかく、云々できるものでもありません。あくまでも、地方自治体の市長を選ばれるのは、地元の皆様方の問題であると認識を致しております。これとは別に、普天間基地の問題、これは長年、政府としても懸案でありまして、普天間基地の抱えている問題点、危険性、これの除去のために今、移設を行っているわけでありますので、政府としては、一刻も早い危険性の除去のために、対応して参りたいと考えております。

Q:つまり、辺野古移設反対を掲げる志村候補が勝ったとしても、移設を止めるお考えではないということでよろしいでしょうか。

A:これは政府全体で、判断をして対応していることでございます。様々な観点で、この事業を推進していかなければならないと考えております。

Q:潜水艦「そうりゅう」の関係で、昨日、海自が公式に処分を発表しましたけれども、この受け止めをお願いします。

A:国会でもお答えをさせていただきましたけれども、高い志を持って自衛官になられた、前途有為な自衛隊員に対して、上官が暴力を伴う不適切な指導によって、自殺未遂に至らしめたということにつきましては、防衛大臣として大変申し訳なく、心からお詫びを申し上げたいと思っております。今後はこのような暴力を伴う不適切な指導が行われないように、更に一層、服務指導を強化を致しまして、再発防止に努めて参りたいと考えております。

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