大臣臨時会見概要

平成28年1月8日(22時56分~23時03分)

1 発表事項

  なし。

2 質疑応答

Q:日韓、日米、双方の電話会談の結果についてお願いします。

A:本日21時40分から、韓民求(ハン・ミング)韓国国防部長官、そして22時15分からカーター米国国防長官とそれぞれ電話会談を行いました。まず、韓民求長官との会談につきましては、私から、先日(1月6日)実施された北朝鮮による核実験は、関連する安保理決議に明確に違反をするものでありまして、わが国としては断固非難をするということを述べた上で、北朝鮮の核実験に対応して、日米韓情報共有取決めの活用などを含めまして、日韓・日米韓で緊密に連携をする、そして協力をするということが重要であるという旨を述べました。それに対して韓民求長官からは、北朝鮮の4回目となる核実験は、朝鮮半島はもちろん、世界の安定と平和を脅かす深刻な挑発行為であり、これに対する国際社会の一致した努力が重要であるとの発言がありました。また、韓民求長官とは、今後とも様々な枠組みを通じて、緊密に協力をしていくということで一致を致しました。続きまして、カーター米国防長官との電話会談につきまして、私とカーター長官は、今般の北朝鮮の核実験は関連する国連安保理決議に明確に違反するものであって、断固として非難をするという認識で一致をするとともに、北朝鮮による核保有は断じて認められないということを再確認致しました。その上で、私とカーター長官は、日米同盟として確固たる対応を取るということで一致し、同盟調整メカニズム(ACM)も活用して日米間で情報共有を進めるとともに、今後の対応について緊密に連携をするということで一致致しました。また、新ガイドラインに基づきまして、日米同盟の抑止力、対処力を一層強化していくことを確認しまして、カーター長官からは、あらゆる手段を用いて日本を防衛するというコミットメントが改めて示されました。さらに、私から、韓長官とも電話会談をしたということで日韓二国間でも緊密に連携をしていくということを確認した旨を申し上げまして、カーター長官からも非常にそれは好ましいことであるという返事でありました。これらに加えて、本日午前、日米韓の局長級で、今回の核実験についての情報共有を行うためのテレビ会議を開催致しております。核の脅威に関する情報について共有しつつ、引き続き、連携して緊密に協力していくということで一致致しました。このように北朝鮮の核兵器の開発というのは、この弾道ミサイル能力の増強、また北朝鮮の発言等と相まって、わが国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威であるということであって、断じて容認はできないと。今回の件も含めまして、北朝鮮への対応につきましては、日米、日韓、日米韓で緊密に連携して十分に協議をして、一致した対応をしていくことが重要であると考えまして、今回、電話会談を通じまして、この連携強化をしていこうということでございます。

Q:日韓との協力なのですけれども、GSOMIAについて改めて呼びかけはされたのでしょうか。

A:今回は日米韓の情報協力等を通じまして、DTT(日米韓防衛実務者協議)も開催をされるなど、情報交換、また共有等は行われておりますが、今後ともこの情報共有の必要性はますます高まっておりますし、またその必要性もございますので、今後、機会を捉えてGSOMIAについても働きかけを行ってまいりたいと考えております。

Q:同盟調整メカニズムの活用、この北朝鮮の案件についてはどういうイメージをすればよろしいのでしょうか。

A:これは平時から有事に至るまでの同盟調整メカニズムということで、もう始動させております。従いまして、平時において各級の、各クラスにおける日米間の調整を行うための協議や意見調整の場でありまして、例えば局長級とか、課長級、そしてMMというそれぞれのカウンターパートを通じた協議というものがその柱になっております。

Q:今回の件について、普通に行われているという理解でよろしいでしょうか。

A:はい。

Q:今回に関しても、活用されているのですか。

A:はい。

Q:これは自衛隊、内局ではなくて、自衛隊と米軍との間のメカニズムも活かされているのですか。今回の件に関しても。

A:具体的な調整状況等については、米側との関係や事柄の性質上、お答えをすることは差し控えさせて頂きたいと思いますけれども、今回もこのACMを活用して、今般の事案も含めまして、緊密な情報共有・連携を行っているということであります。

Q:今日は日本政府として、通常の水爆は考えにくいというような認識を示されました。そういった分析については、電話協議では韓国と共有はされたのでしょうか。

A:それぞれの認識や情報共有は致しました。

Q:水爆は考えにくいとか、もっと踏み込んだ話も。

A:その件については情報の機微に関することでありますのでお答えは差し控えさせて頂きたいと思います。

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