大臣臨時会見概要

平成27年11月20日(12時38分~12時44分)(日本時間)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:潜水艦の造船所の視察を終えられてのご感想、まずどのような思いを持たれたのか伺えますでしょうか。

A:この施設は、コリンズ級の潜水艦の建造、また維持・整備をやっておりまして、その現場の作業過程も見させていただきましたけれども、非常にレベルが高くて、やはり、豪州での、将来の潜水艦の協力推進におきましては、同社の協力が不可欠であると思いました。今日見た感想と致しましては、大変素晴らしい造船や維持・管理能力を持っているということであります。具体的に言いますと、約30年前、ゼロから作ったということ。当初は、スウェーデンのコリンズ級の技術指導を受けましたけれども、今はもう完全に自前でやっていると。それから、当初の部品などが、もう製造元がなくなってしまったので、そういうことも自分たちでしっかりできるのだというようなことで、人材にしても、知識にしても、技能にしても、非常に技術者の経験年数が長くて、将来、潜水艦のプロセスに十分対応できるのだということを感じました。また、もう一つは、全国の製造、維持・管理のサプライチェーンを管理しているということで、周辺の地域にも支援をする施設を持っているということで、これも組織、会社関連などの専門的知見をプロジェクトに活かしていけるということを感じました。それから、非常に創意工夫をやっていまして、工数の削減とか、人員の縮減等についても、非常に生産性の向上に努力をしておりまして、所長さんも27年に渡ってこの潜水艦事業に携わっているということ。そして、近くに三菱自動車の工場もあって、この施設では、三菱自動車の持っていたテクノロジー、そういうものを譲り受けて、生産性の向上に寄与しているということでありました。そういうことで、将来、この潜水艦が現地で実現するようになったと致しましたら、非常に幅広い面で、色々な地元の企業と協力を致しまして、そういう事業が実施可能であるという認識を持ったということです。

Q:先ほど最後におっしゃったことなのですけれども、やはり日本、フランス、ドイツという中で、今、選考が進んでいますが、もし日本が選ばれた場合、いわゆる3つの方式を提案するということなのですが、やはり日本が選ばれた場合でも、この施設で建造が可能だという認識というのは改めて強くされたのでしょうか。

A:もう既にコリンズ級の潜水艦の製造や、維持・管理をやっていますので、そういった技術の蓄積はあるということと、地元の企業、こういうもののサプライチェーンを持っていますので、当然、こういった地元の企業の参画も可能ですから、そういうことはオプションとして真剣に検討すべきものであるということです。

Q:地元からしますと、やはり最大の関心事が、地元に対してのいわゆる経済効果・雇用の面で、どの程度日本が選ばれた場合にあるのか、それぞれの国が選ばれた場合にあるのかということなのですが、そういうことについては、大臣は、今日視察をされてどういうふうに思われましたでしょうか。

A:先ほど、SA州の首相も、こういった地域の経済の全体の向上に資すればということで、非常に我々の事業に対して歓迎をし、非常に誘致に対して積極的な意欲が感じられました。また、工場も見させていただきましたが、こういった潜水艦の専門的な知識・技術、また、ここでしかないような特殊な技能も拝見しましたけれども、非常にレベルが高かったと思います。

Q:日本が選ばれてもしっかり、こちらでもできるし、それがまた地元への経済効果をもたらすことも十分期待できるということでしょうか。

A:わが国としても、地元の企業が積極的に参画できるような、そういうオプションも提示していきたいと思っております。

Q:今の視察の中でも、経済効果、地元雇用については説明されたのでしょうか。

A:ここでは主に技術的な面で、こういうことを今まで実施してきたということで、実際、作業現場等も見ましたけれども、相当高度な技術を有しているというふうに思いました。

Q:日本の潜水艦技術とも劣らない技術を持っているという認識でしょうか。

A:こちらはコリンズ級ですからね。非常に、それなりの特殊な技能でありますので、そういった特殊な技能者が存在していたということです。

Q:視察の中で、日本の潜水艦選定に関して、先方から何か期待であるとか、お話というのはありましたでしょうか。

A:そういった面は、今日はございませんでした。現状がこういう作業をしているというような現場を見させていただいた、説明を受けたということです。

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