大臣臨時会見概要

平成27年8月4日(12時14分~12時23分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:菅官房長官が、辺野古の移設事業を1か月中断するという話があるのですけれども、防衛省としては今後、どのように具体的に動いていく方向でしょうか。

A:これは、政府としての決定でありまして、8月10日から9月9日までの間に、辺野古移設に関する作業を一時中断を致します。改めて、辺野古移設に関する政府の考え方を沖縄県に説明をするととともに、問題の解決に向けて、集中的に協議を行うことに致しました。もう1点、沖縄県による立入調査の希望がございました。政府からアメリカ側に、この立入りが認められるように働きかけをした訳ですが、今般、アメリカ側から、沖縄県が希望をする立入調査の全てを許可する方向で検討するという連絡がありましたので、本日、外務省と防衛省の担当者から、このことを沖縄県に伝達をするとともに、細目的な事項を調整することと致したいと思います。防衛省としましては、この期間中に立入調査が実現できるように、必要な事務手続きを速やかに進めて参りたいと思っております。そこで、防衛省と致しまして、現在、辺野古沖で実施しているボーリング作業を中断し、車両による資材の搬入、また、実施設計の協議などについても停止をする予定でございます。また、その他につきまして政府としては、誠意を持って、政府の考え方を沖縄の皆様方に、つまり、普天間の危険性の除去、辺野古の移設に関する政府の考え方並びに沖縄県の負担軽減を目に見える形で実現するという取組についてご理解を頂けるように、丁寧に説明を行っていきたいと思いますし、また、官房長官の所で、知事と協議を始めるということでございますので、沖縄県からのご要望も、政府としても中止をさせて頂くということで、1か月協議を行うということでございます。

Q:長官と知事が協議を行うということなのですが、大臣としてはどのように携わっていくという。

A:今、国会で、法案の審議、やっているわけでございますが、そういう時期を見て、私も沖縄に参ってみたいと思いますし、いろいろな方々からもご意見は聞いてみたいと思っております。

Q:本体工事の文書を7月24日に提出していると思うのですけれども、これについての返答は8月14日までということだったと思うのですけれども、これについての取り扱いは今後どのようになるのでしょうか。

A:現在、辺野古沖で実施しているボーリングの協議、作業は中断を致しますし、実施設計の協議、これも停止を致します。

Q:かねてからの夏の本体工事着工の要件が揃えば、着工したいとおっしゃっていましたが、9月まで集中協議、ボーリング停止ということになると、夏の着工は難しくなったと言っていいでしょうか。

A:この期間は、実施しません。

Q:夏の着工は難しい。

A:この期間は、全て中断を致しまして協議を致しますので、この間の着工は致しません。

Q:ボーリング調査を9月末まで延長した時点で、中断、一時中止ということは検討されていたという理解でよろしいでしょうか。

A:これは、政府としての判断、決断でございますので、官房長官のところで決定をしたということでございます。

Q:7月24日に設計を出して、2週間弱経っていますけれども、この間に、どういう方針変換、内部で議論が行われたのでしょうか。なぜ、このタイミングで中断という決定をしたのでしょうか。

A:この間、先週も知事と官房長官が会われたり、また、総理との会談等もございますので、県側と協議とか調整をした結果、この1か月の期間を協議の期間にするというふうに政府で決められたということです。

Q:関連して、今日、朝の閣議後会見で、報告事項でこの話がなかったのですけれども、この決定自体が防衛省が受容主体ですが、あくまで官邸主導で決められたということでいいのかということと、7月24日に実施設計に関する協議の署名を出していて、この方針変更があった中で、その間に安保法案に関連して、礒崎首相補佐官の発言問題なども出ていて、非常に政権への風当たりが強くなっている中で、そういったことも影響しているのかということについて。

A:防衛省は政府と一体でございますので、今回の決定等につきましては、総合的な判断をされたと思いますが、特に、沖縄県との協議をしっかりやっていきたいということで、1か月間は全ての作業を中止をして、しっかりと沖縄県と話し合いをし、また協議をしていくということが一番大きな理由だと思います。

Q:改めてなのですけれども、防衛省として、辺野古移設の必要性というものは変わらないというお考えでよろしいでしょうか。

A:政府の考え方につきましては、普天間の危険性の除去、また、辺野古の考え方、基地負担軽減等について、考え方を、話をしていきたいということでございます。

Q:辺野古以外の選択肢というのは、政府としては、今は検討する余地はないということでよろしいでしょうか。

A:今、申し上げましたけれども、政府の考え方としては、そういう考え方を持っておりますので、そういう点で協議はしていきたいということです。

Q:あくまで、政府側の辺野古計画というのに理解を求めていくと。

A:はい。これにつきまして、改めて辺野古移設に関する政府の考え方を沖縄県に御説明をしまして、問題解決に向けて、集中的に協議を行うということでございます。

Q:今のおっしゃり方だと、辺野古という選択肢以外も含めて今後は考えて行く可能性というのはあるのでしょうか。

A:今、言ったのがすべてであります。官房長官も言われましたけれども、辺野古に対する考え方、これを申し上げた上で、問題解決のための在り方等を、また沖縄と協議をしていくということでございます。

Q:1か月間とした理由というのは。改めて教えてください。

A:これは総合的に、政府として、じっくりと沖縄と話し合いをする期間が必要であるということで、その際、1か月、作業をすべて中止をした上で、沖縄県と協議をしてみようということでございます。

Q:延びることもあるのですか。

A:1か月の期間で協議を行うということの決定をしたということでございます。

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