大臣会見概要

平成27年5月19日(08時43分~08時50分)

1 発表事項

 4月25日にネパールで発生した大地震を受けまして、国際緊急援助活動に従事するために、27日に命令を発出した医療援助隊、約110名が現地で活動しておりました。30日以来、カトマンズ市内、また近郊において被災者の延べ約2,800名に医療活動を行って参りましたが、発災から3週間あまりが経過を致しまして、現地において震災に基づく医療活動のニーズが着実に減少をしてきていること等を踏まえまして、本日、国際緊急援助隊の撤収命令を発令致しました。医療援助隊は、本日をもって医療活動を終了し、隊員は、21日及び22日に、順次帰国する予定です。自衛隊による医療活動を含むわが国の支援活動に対して、コイララ首相をはじめとするネパール政府の関係者から、高い評価と感謝の意が寄せられております。私と致しましても、国際社会における被災者救援活動において、誠実に任務を遂行したということで、派遣された隊員を誇りに思っております。以上です。

2 質疑応答

Q:オスプレイの事故に関してですけれども、昨日、アメリカ側に大臣からも迅速な情報提供など求められた訳ですけれども、現状、事故原因等について、これまでにアメリカ側からどのような情報がもたらされていますでしょうか。

A:求めた際に、米側から「本件について迅速、かつ透明性を持って対応したい」と反応がありました。この情報提供を各レベルで求めておりますが、現時点において、まだ返事はありません。引き続き、その努力を続けて参りたいというように思っております。

Q:その見通しですけれど、すぐに判明するものではないのでしょうけれども、どれくらいの見通しでその事故原因等の分析・調査が進むというふうに聞いてらっしゃいますでしょうか。

A:これはやはり、詳細に、どのような原因でということをお伺いしなければいけませんので、米側からしっかりとした報告を受けなければお答えができませんが、早く、米側から情報をいただきたいと思っております。

Q:「飛行停止は求めない」という方向でしたけれども、とすると少なくとも機体の構造上の問題ではないと。おそらく、人為的なものであろうというようなそういったニュアンスとかですね、少しでもそのやりとりというのはあるものなのでしょうか。

A:米側から、しっかりとした情報をいただいて判断するしかないと思いますので、しっかりとこの原因等について聞いて、対応したいと思っております。

Q:オスプレイの関連なのですけれども、映像等々を見るとですね、かなり激しく叩きつけられている形で、オート・ローテーション機能の欠如というのも言われていますけれども、そのあたり大臣として、機体の安全性をどう考えなのかお聞かせください。

A:これはやはり、米側の報告と、また、専門家の分析が必要でございますので、現時点において、予断をもって判断はできないということです。

Q:来年の米大統領選への出馬を事実上宣言している、共和党の有力候補ジェブ・ブッシュ氏が弊社のインタビューに応じまして、その中で、日米同盟について「特別に重要だ」と。また、「ガイドラインの改定などを念頭に、安倍首相の日米同盟の関与を評価する」と発言をしています。受け止めを聞かせて下さい。

A:非常に今、日米関係は安全保障において、密接に協議を行い、この前も「2+2」を開催して、新ガイドライン、これを決定致しました。そういう意味におきましては、非常に良好な状態でありまして、先だっても、米議会の下院本会議において、2016会計年度の国防授権法案が可決をされましたけれども、その際におきましても、日米の安全保障の体制等におきまして、米側から、わが国の防衛政策について歓迎すべきものということの付帯決議もございました。非常に、今、日米における安全保障面においては、しっかりとした信頼関係が成されているということだと思います。

Q:オスプレイの話に戻るのですけれども、大臣、昨日ですね、「オスプレイの安全性については、一義的には米国の責任だ」というふうにおっしゃいましたが、一方で、横田ですとか沖縄ですとか配備されているところの地域住民はですね、いつ落ちるのではないかという不安があるという中で、今後、米側の報告を待って、日本政府として機体の安全性についてですね、自衛隊に導入する前に、今一度、再点検する、そういったお考えというのはあるのでしょうか。

A:これは米側の報告を待って、対応を判断していきたいと思っております。

Q:再調査を求めたりですね、日本政府として機体の安全性を確認するということも視野には入ってくるのでしょうか。

A:これも米側の報告に基づくわけでありますが、現時点におきましては、機体の安全性等につきましては、この安全性において、政府として、それを保証するという状況でございますので、今回の状況を受けて、また対応していきたいと思っております。

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