大臣臨時会見概要

平成27年2月1日(08時40分~08時47分)

1 発表事項

 先程、動画で後藤健二さんを殺害したとみられる画像が配信をされました。非常に非道であり、卑劣極まりない行動でありまして、激しい怒りを感じます。そして、断固としてこういった問題には対応していかなければならないということでありまして、このようなテロに屈することなく、各国とも連携して対応してまいります。先程、官邸で会議がありまして、防衛省で幹部会議をいたしました。現状についての情報について共有を行いまして、引き続き情報収集等に万全を期してまいりたいと。そして、「海外に派遣されている自衛隊の部隊の安全確保に万全を期すように」という指示を出したところでございます。以上です。

2 質疑応答

Q:改めてになるかもしれないのですが、今回、元々2人の日本人が拘束されたという動画が配信されたところから始まって、最終確認というのはなかなか難しいのかもしれませんが、2人とも、いわゆる殺害されるとみられるというような結果に、結論に至ったということについては、どう思われますか。

A:全く非道な、冷酷な、残忍な行動であって、断じて許されるものではありません。こういった国際社会というのは、法律で秩序を作って、それぞれの国、それぞれの人々の安全を確保してできていますので、こういった行為が行われないように、これらの万全の、わが国としても対応すべきだと思っています。

Q:政府としては、この一連、最初の動画が配信されてから、常に24時間態勢でいわゆる対応をしてきたわけですけれども、政府のいわゆる対応には問題は無かった、あったか、どう思われるでしょうか。

A:政府としては、全力でなし得る限りの努力は続けてまいりました。今回のことが、このような事案が発生したということについては、誠に残念であると思います。

Q:先程、大臣からもありましたが、いわゆる安全の確保ですけれども、最新の動画では、これからも日本人に対して危害を加えるような、「どこの国にいても、日本の国民は危害を加えられるだろう」というような趣旨の発言も「イスラム国」とみられる組織からは出ているのですけれども、ここについてはどのようにお考えですか。

A:現実にこのようなことが起こってしまったと。また、これから日本人をそういった脅威の対象にするというような声明もありましたので、より一層、邦人の安全には対応しなければならないと思います。

Q:先程、海外の自衛隊のというお話がございました。今、スーダンとジブチだと思うのですが、具体的にはどのように安全レベルを、安全対策を執ることになるのでしょうか。

A:先だって現地を視察してまいりましたが、その時点でもこういった隊員の活動、また安全面については、十分注意を払われていましたが、今回のこういった対応を受けて、更に安全確保に万全を期してもらいたいということで、指示をいたしました。

Q:今後、自衛隊に限らず在外邦人へのテロの危険性というのは高まることも予想されるかと思うのですけれども、テロ対策という観点で、防衛省・自衛隊で何か取組を考えていらっしゃいますでしょうか。

A:現在でも、海外の邦人の保護については、政府として対応をいたしておりますので、今後、更に情報収集や各国への協力要請などを通じて、邦人の安全確保に努めていくということです。

Q:万が一の場合には、邦人救出ということも今後あり得るかと思うのですけれども、法整備の必要性を含めて大臣のお考えをお願いいたします。

A:2年前に邦人の輸送ということで、自衛隊法の改正を行ったわけでございます。現在できることは、この法律に基づいて、対応をしていくということであります。今後の法整備については、現在検討をいたしておりますが、今後、与党とも相談をしながら進めてまいりたいと思っています。

Q:先ほど、ネット上に流された動画・画像を見ると、周囲は少し明るいように見えるのですけれども、関係閣僚会議やNSCでこれが撮影されたのはいつ頃であるとか、そういう話は出たのでしょうか。

A:これについてはお答えは差し控えさせていただきます。

Q:ヨルダンの方では、パイロットの釈放を求めていたわけなのですが、ここに至るまでの交渉で、どの程度のやりとりができていたのかということについては、話は出ましたでしょうか。

A:その点も、コメントすることは差し控えさせていただきます。

Q:一連の政権の対応ということについて質問もありましたけれども、また振り返っての質問で申し訳ありませんが、総理が中東に行く前から、外務省としては邦人が拘束されていることは承知していたにも関わらず、ああいう判断をしたということなのですけれども、それが直接のきっかけとは言えないのですが、テロリストからは、総理の外遊ということも名指しされているわけなので、政権として、この総理が中東でああいう演説をしたことそのものに関しては、どのように考えていらっしゃいますか。

A:従来から、わが国の外交というのは、人道的な分野とか、避難民の保護とか、軍事に関わらないような分野で対応をされてきておりますので、そういった一連の考え方の中でわが国として、成すべきことをしたということであるというふうに認識をしております。

Q:後藤さんが殺害されたと見られる画像を受けて、政府サイドから後藤さんの御親族なりに連絡とかしているのでしょうか。

A:外務省の方からその旨の発言がございました。

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