大臣臨時会見概要

平成27年1月15日(17時08分~17時18分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:大臣、陸の初度視察ということで第1師団の練馬駐屯地を選ばれて視察されました。まず、その感想をお願いいたします。

A:私もかつて、陸上自衛隊に勤務していましたけれども、数段装備も向上しているし、また練度や考え方自体が変わっているということが勉強になりました。特に、第1師団、首都圏の事態に対応するということですが、その即応性にしても、また精悍な行動性にしても、相当訓練を重ねて、優秀な部隊があるなということで、非常に安心もしましたし、また、今後いろいろな事態に対応するということで、この部隊が活躍してくるのではないかということで期待をしております。

Q:先程大臣、最新式の10式戦車にも乗っていらっしゃいましたが、いかがでしたか。

A:非常に安定した走りで、戦車は激しく揺れますけれども、乗っている場所はほとんど動かないということで、まさに、日本のハイテク技術が結集した、世界で最も優れた戦車であると感じました。

Q:話は変わりますが、沖縄の普天間の方なのですが、ボーリング調査の再開ということで、桟橋の設置が始まりました。他方で、地元の方では、反対の抗議行動の方も激しくなっているようですがいかがですか。

A:この目的は何かというと、普天間基地の移設なんですね。もう17年ぐらいの経緯がある中で、いろいろなことがありましたが、なぜ沖縄に米軍基地が、また海兵隊が必要かと言うと、やはり、この東アジアの安全性・安定性を鑑みて必要であるということと、沖縄の負担軽減ということで、非常に基地の所在のところが危険だということがありまして、私としては、これの手段は、辺野古に移転をするのが唯一の手段だと思っております。できるだけ早く、これを進めていきたいと思っておりますので、こういった作業を粛々と進めていくということが、私は大事だと思っております。

Q:一方で、翁長知事なのですけれども、何度かこれまでも既に上京されていますが、まだ、大臣との面会というのが実現していません。官房長官も含めてなのですけれども、知事が上京している一方で、まだ会わないというところ。ここ逆に言うと、県民の感情を悪化させるという懸念はないですか。

A:沖縄県の状況を見ながら判断をいたしたいと思いますが、埋立作業を進めていくためには、沖縄県の理解と協力が必要だと思いますので、いずれかの段階で、お会いをしなければならないと思っておりますけれども、この点については、政府部内でよく調整をしてまいりたいと思います。

Q:佐賀の方なのですが、防衛省としては、陸上自衛隊に配備するオスプレイを佐賀空港の方にという計画がありますが、新たに知事に就任した山口さんなのですけれども、「全くオスプレイの配備については白紙である」ということと、先の古川さんの県政については、「そのまま踏襲するものではない」ということを発言していますが。

A:それは、新しく着任された知事としては当然のことだと思います。関係部局には、それなりの説明をしておりますので、よく今までの経緯とか、また背景も、知事として把握をしていただきまして、防衛省といたしましては、この佐賀空港に、航空部隊を配置をしたいと考えておりますので、説明をして御理解をいただきたいと思っております。

Q:安保法制に絡むことで、グレーゾーンの対処なのですけれども、これについて速やかに行うために、電話での閣議決定ということを検討しているという話がありますが、これはいかがですか。

A:これはまだ具体的に決まっておりません。閣議決定の手順は、防衛省というよりも、内閣官房でお決めになることでもあります。しかし、迅速な意思決定というのは必要でございますので、どういった手順で行っていくかということについては、しっかりと検討していただきたいと思っています。

Q:電話を使った閣議決定というのは、これは検討されている選択肢の1つであるということは事実ですか。

A:私のところには、そのような話は来ておりません。これは内閣官房でお決めになることですから、いろいろなことが検討されていると思います。これは閣議決定で、そういった運用を見直すということになっていますので、そういった検討はされていると思います。

Q:今のグレーゾーンの関係で、いくつかの事例で運用の改善というのが今、進むかと思うのですけれども、できるものから順番にという感じですか。それとも、全ての事例を一括して運用改善をやりたいということでしょうか。

A:基本は閣議決定に従ってということで、当面運用の改善でできるかどうかいう判断をしていると思いますが、それでもなお、法律の改正とか必要かどうか、そういう段階にはなりますが、与党間の協議、私も参加しましたけれども、その結論としては、運用の改善で対応していけばいいかということです。もう1点は、武器防護、自衛隊法の95条。これは自衛隊の装備に係ることで、もう法律で制定されますけれども、これを米軍に適用できるかどうか。これはグレーゾーンの1つのテーマですから、これは検討されていると思います。

Q:運用改善の事例に関してなのですけれども、一つ一つできるものから順番に運用改善していくという考え方なのか、それとも運用改善するものをまとめて、いくつか2つなり3つなりの事例があると思いますが、まとめていちどきに閣議決定なりでやるのかというのはいかかがですか。

A:これは、まさにシームレスな対応ということで、状況はどんどん進んできますので、対応がきちんとできるようにしなければいけませんので、これはこれなりに検討をして、今の段階での結論は出すべきだと思っています。その中で、閣議決定のやり方というのは、非常に多くて、状況からすると、海上保安庁、警察、そして防衛省・自衛隊という役所間の対応等もありますが、それをきちんと内閣官房で事態対処をつないで、速やかに閣議決定されるということで検討されていると思います。

Q:辺野古の方なのですけれども、怪我人も出ているようなのですけれども、それについてはどのようにお考えでしょうか。

A:怪我人が出たのは、こちらの方は、非常に法律に従ってやっておりまして、やはりそういった事態がないようにしていただきたいと思います。

Q:これ以上、激しくはという。

A:こちらは、埋立ての許可申請をいただいて、事前に公表しながら作業を進めておりまして、きちんと、粛々と作業が行われるべきでありまして、怪我人とか、不測の事態というのは起こしてもらいたくないと思っています。

Q:辺野古の関係なのですけれども、今日、沖縄防衛局が午前、移設計画の変更申請を知事に出していたものを取り下げているかと思うのですけれども、これは、今の知事の下では承認が得られない見通しだということを判断した上での取り下げということなのでしょうか。あとまた、今後どういうふうに対応されていくのか併せて教えていただけますか。

A:これは4項目あって、残りの2つということで1つは回答しました。もう1つの事項、これについて、県側にお願いをしましたけれども、早期に承認が得られないというような状況でありますので、それを見まして取り下げをしたということでございます。

Q:今後必要な変更というのは、どういうふうに対応されていくのでしょうか。

A:これは当面、工事は続けてまいりますが、適切な時期に検討することになると思います。

ページの先頭へ戻る