大臣臨時会見概要

平成26年6月25日(10時05分~10時11分)

1 発表事項

 今日は、青森県庁を訪れまして、三村知事に日頃の防衛省・自衛隊、大変青森県の皆様のご協力をいただいております。その御礼を言わせていただきました。特に、今年初めてでありますが、この夏の時期、米軍のグローバル・ホーク、無人の偵察機でありますが、これが三沢基地を中心に運航しております。6月7日から既に運用が始まっておりますので、そのことについての御礼、それから、なおのことこの安全性については、しっかりと私どもとしても米側に引き続き要請をしていくということについて、説明をさせていただきました。

2 質疑応答

Q:グローバル・ホークについては、国内初ということで、地元の方の不安や懸念ということもあるかと思うのですけれども、今後、具体的に防衛省として、どのように不安や懸念の払拭に努めていかれるのでしょうか。

A:まず、配置される前に、私自身、昨年でありますがグアムに行きまして、実際にグローバル・ホークをしっかり視察をさせていただき、またその安全性については、現地で説明を受けました。今回、三沢に配備される前に、米軍の司令官に対しては、十分な安全性についての対応を取るようにということで、更に要請をさせていただきました。これからも、定期的に米側との連絡を取りながら、この夏の期間でありますが、しっかりとした安全性の確保を要請したいと思っております。また、この高高度の無人の偵察機でありますが、当然日本の安全保障にも重要な役割を果たしてもらっております。この情報については、私ども、しっかり日本の安全保障に役立てていきたいと思っております。

Q:自衛隊も、高高度の無人偵察機を導入する計画がありますけれども、配備先としては、この三沢も有力な選択肢だと言えるのでしょうか。

A:まだ機種選定を行う段階であります。来年の予算で、いよいよ本格的な導入ということになると思います。いずれにしても、私どもとしては、今安全保障環境、従前は、日本海や東シナ海という限定的なエリアの警戒監視でやっておりましたが、最近の周辺国、特に中国、ロシア、太平洋域でも活動が非常に活発化しております。そういう意味では、太平洋域を含めた広い範囲での警戒監視が必要な場合に、この高高度の無人機は大変重要な役割を持っていると思います。配備先その他はまだ決めておりませんが、今後私どもとして、その装備の導入を見据えながら、検討していきたいと思っております。

Q:会談の冒頭で、自衛隊に導入するF-35の配備について言及がありましたけれども、そのあたりちょっと詳しくお願い出来ますか。

A:次期主力戦闘機F-35、これは既にもう発注し、生産を始めております。国内で生産ラインを今後整備することになります。この最初の配備先が、この三沢基地になるということになります。平成29年度に導入するということになりますが、このことについては、既に三沢基地周辺の自治体、青森県の皆様に説明をさせていただいております。この導入についても、今後、具体的な時期が近づいてきましたら、しっかりとまた細部について説明していきたいと思います。

Q:F-35を平成29年度ということなのですが、具体的な配備の機数というのは何機を考えているのでしょうか。

A:最初は4機入ってまいります。それから逐次、機数が増えていくことになります。最終的にこの三沢に配備するのは約20機程度になると思います。

Q:集団的自衛権の与党協議が昨日行われて、大筋のラインで合意をしたということなのですけれども、大臣としての所感をお願いします。

A:これは今、与党協議が最終段階を迎えていることだと思っております。私どもとしましては、この協議が早く一定の方向を見ることで、政府としての方向性が決まることになれば、速やかに日米の防衛協力のガイドライン、この中にしっかり反映をさせていきたいと思っております。またおそらくこの方向が決まれば、具体的な法改正を含めた作業というのは、私ども防衛省も主力になる一つだと思っています。私どもとしては、方針が決まったという段階で、法案作成を含めた整備を、速やかに行っていきたいと思っています。

Q:依然として、まだ公明党の方からは歯止め、どこまで自衛隊の活動が広がるのかということについての歯止めをしっかりと設けるべきだという意見もあるのですけれども、大臣としては、その点はどうお考えでしょうか。

A:これは政治の場で方向性を決めていただくことが重要だと思っておりますので、与党協議を待ちたいと思っています。

Q:グローバル・ホークの自衛隊への導入なのですけれども、今年度既に調査のための予算を取っているかと思うのですけれども、来年度については、具体的に導入するための予算という形になるのでしょうか。

A:今年度、今予算を取っているのは、実はこの無人の偵察機の機種選定を含めた調査費ということになります。ですから、まだ特定の機種を決めているわけではありません。ただ、今年夏の概算要求に入れます来年度の予算につきましては、具体的な機種を決め、その機種を導入するという前提での予算になると思います。

以上

ページの先頭へ戻る