大臣臨時会見概要

平成26年5月9日(23時20分~23時24分(日本時間))

1 発表事項

 海賊対処行動が5年にもなりますが、その間、海賊事案が着実に減っているということは、これはわが国の大変大きな貢献だと思っております。ですが、まだ海賊事案について、今後も国際社会でしっかりと対応する必要があることから、今後もこの活動を継続するということで、私どもとしてしっかりした対応を検討していきたいと考えております。今日会談をしました米軍、そしてフランス軍の司令官からも、日本の海上自衛隊の海賊対処行動に高く評価をいただいております。今後とも、これら各国と協力をしながら、平和の海を守っていきたいと思っております。

2 質疑応答

Q:昨日から今日にかけて、南スーダンのPKOの部隊ですとか、今日はジブチで海賊対処の部隊を見られまして、海外で活動する自衛隊の活動を見られた印象、所感についてお願いします。

A:まずそれぞれの地域で、特にこのジブチは50度を超える大変暑い中での活動。また南スーダンは、まだまだ治安の状況が安定しない中での活動ということで、それぞれ苦労をしている現場を見ました。大変、規律正しく、そしてまた士気高く、日本の平和貢献のために活動している自衛官の姿を見て、大変頼もしく感じました。

Q:南スーダン、ジブチも含めて、隊員が自らの身を守るための措置というのが随所に見られたかと思うのですけれども、今回、集団的自衛権のことを先ほどおっしゃられていましたが、どういった点について、国会の議論に反映させていきたいとお考えなのでしょうか。

A:今安保法制懇で議論をされている内容、あるいは今後国会の中で議論される内容の中で、私どもとして現場の部隊がしっかりとした対応ができることが一番大切だと思っております。その内容について一番よく感じているのは、現場でこういう状況になっても海外において活動している自衛官、あるいはその指揮官が、一番その実態をよく知っているのではないかと思っています。今までも、累次報告を受けておりますが、今回は自分の目でその状況を確認でき、また直接各司令官からの話を聞くことによって、丁寧に今回集団的自衛権を含めた議論について、国会論戦等で説明が出来たらなと思っております。

Q:具体的にどういう説明をされたいと。

A:現場の部隊が活動する上で、いろいろなことが想定されます。その時に、現場の部隊が判断に困らないような形の議論を、国会の中で是非していただくことは重要だと思っております。

Q:それは駆け付け警護ですとかそういったものを。

A:具体的なことについては、今後安保法制懇を含めた議論の中で、国会で議論されると思いますが、いずれにしても現実にどういう対応が必要になるかについては、やはり現場の指揮官の様々な今までの経験、考え方、これはしっかり反映していただく必要があると思っております。

Q:米軍と、フランス軍との司令官との会談で、どういった点で一致したとか何かありますでしょうか。

A:このジブチという場所が海賊対処においても、あるいはアフリカの安定においても、大変重要な場所であると。ここに、同盟国であります米軍、あるいは、今大変近い関係にあるフランス軍、そしてイタリア、各国が展開している中で、日本がその一角としてこの場所で活動するということは、各国に対しても、日本の平和貢献の強いメッセージになる役割を果たしていると思っております。

以上

ページの先頭へ戻る