大臣臨時会見概要

平成26年5月9日(19時34分~19時38分(日本時間))

1 発表事項

 今回、自衛隊が派遣されているここジブチは、海賊対処行動を空と海から行っている地区であります。また昨日は、南スーダンのジュバにおきまして、実際にPKOの活動をしている現地部隊の視察をさせていただきました。今日本において、集団的自衛権の様々な議論が行われております。今後、この議論が有識者からの報告を受けて、本格的に国会も含めて議論をされる中で、私どもとしてやはり現地、現場で隊員がどのような状況に具体的にあるのか。今までは状況報告ということで上がっておりましたが、今回、私自身が現場に行き、隊員から直接意見を聞く中で、今後の国会の様々な議論の中で、現実の状況について説明を丁寧にさせていただく、そういう機会に今回はなったと思っております。

2 質疑応答

Q:ここジブチについては、防衛大綱にも今後の在り方を検討するというような、そういう趣旨の記載がありますけれども、その点について、大臣今回実際に見られて、どういった機能がここに必要だとお考えでしょうか。

A:現在、かなり機能的にはしっかりそろっていると思っております。大切なのは、ジブチ政府との信頼関係だと思います。今後とも、この基地を維持していくこと、あるいは積極的平和主義の考え方に基づいて、今後とも支援をする中で、この基地の役割というのが今の海賊対処だけではなくて、更に拡大することも今後検討する必要があると思っています。

Q:具体的には、どういった機能が必要だとお考えですか。

A:例えば、私ども今日もジブチの国防大臣の方から要請がありましたが、災害が起きた時に、自衛隊として国際緊急援助等の支援を、このアフリカにおいても是非活動して欲しいというご要請もありました。災害派遣の問題、あるいは様々な人道支援の問題、そういう拠点として非常に有効な場所だと思っております。

Q:邦人輸送という点でもジブチを有効活用できるのではないかという声もあると思うのですけれども、大臣その点については。

A:現在自衛隊法が改正されて、邦人の陸上輸送が出来るようになりました。今後そのための様々な装備、現在は装甲車を含めて邦人輸送が安全に出来るような装備の充実にも努めております。今後どういう役割が来るかということで、検討する一つの材料だと思っています。

Q:ここジブチには、米軍とフランス軍、それからイタリア軍もそれぞれ拠点を置いていますけれども、こうした軍との連携というのは、今後どういうふうにお考えなのでしょうか。

A:今日もそれぞれの軍の司令官とお会いをさせていただきますし、やはり私どもとして同盟国米国もそうでありますし、同じくこのアフリカにおいても、人道復興支援含めて、常に行動を共にしている友好な国同士にありますので、その関係は、これからもしっかり築いていきたいと思っております。

Q:それを築く事によって、日本にとってはどういったプラスの面があるのでしょうか。

A:アフリカにおいて今後防衛駐在官を私ども増やすことにしております。前からアフリカと深い関係があります、例えばフランス、あるいはイタリア、アフリカもそうでありますが、こういう国同士、特に軍関係の情報というのは、通常の外交ルートでは入ってこない、かなり機密な問題も入ってまいります。特にテロ事案等は、軍対軍の情報というのがより有効だと思いますので、そういう情報収集という意味でも非常に重要だと思っています。

以上

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