大臣臨時会見概要

平成26年2月18日(12時09分~12時12分)

1 発表事項

 大雪による孤立集落の解消に向けた自衛隊の災害派遣態勢の大幅な拡充について報告をさせていただきます。今月14日から15日にかけて関東甲信から東北地方の広い範囲を襲った観測史上最大の降雪により、山梨県を始め各地で多くの孤立集落があり、食料、燃料といった生活必需品の不足が広範囲に生じております。これに対し政府としては総力を挙げて対策に取り組んでいるところでありますが、先ほど設置されました政府非常災害対策本部で安倍総理から自衛隊のさらなる態勢強化についてご指示をいただきました。これを受けまして、防衛省・自衛隊としましては住民の方々が一日も早く普段の生活に戻れるよう、以下の様に災害派遣部隊の大幅な拡充を本日より実施いたします。まず派遣部隊については、特に被害が集中している山梨県を現在の約300人から約800人に拡充し、全体として1,000名を超える規模で対処をさせていただきたいと思っております。また孤立集落解消のためのヘリコプターを利用した物資輸送のネットワーク、これをしっかり構築するため、山梨、群馬、埼玉、東京等の孤立地区に大型のCH-47、あるいは小型のUH-1等のヘリコプターにより生活必需品を空輸してまいります。現在7機で対応しておりますが、倍の14機に対応し、今日午後から速やかに行動を移したいと思っております。私の方からは以上です。

2 質疑応答

Q:この対策本部会議自体の設置も遅いという声も上がっているのですけれども、その点についてはどのようにお考えですか。

A:14日、15日の大雪の状況から既に事務レベルでの対策会議は動き、私ども防衛省・自衛隊としても対応をしておりました。15日には私の方から指示をしてしっかりと対応するようにということでお話をしましたし、先般も第1回の会議をさせていただきました。いずれにしても状況がわかるにつれて、例えば自衛隊が必要な役割、このことについては今孤立集落等への物資あるいは重機が入れないところでの人海戦術、こういうことが要請として上がってまいりましたので、これにすばやく対応していきたいと思っております。

Q:山梨の300人から800人に増やされるところの主な任務というか業務内容を教えていただけますか。

A:今まで重機による幹線道等の除雪の要請を受けて行ってまいりましたが、今後は孤立集落等ですとなかなか重機が入れない場合があります。その場合には手作業あるいは小型の機材を使ってということになりますから、どうしても人員が必要になります。そういう意味で今回この孤立集落の解消のために増員をしていきたいと思っております。

Q:その増員についても今日の午後からなのですか。

A:既に今日午前中から部隊内で準備をして配置をしておりました。正式にもう既に動ける状況になりましたので、先ほどの官邸の対策会議を受けて今ここで報告をさせていただきます。

以上

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