大臣会見概要

平成25年5月21日(08時17分~08時24分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:潜没潜水艦の航行の件なのですけれども、その後、防衛省で分析・調査の結果、どういった意図・目的を持って行われているのかといったことを大臣はどのようにお考えでしょうか。

A:相手の意図については、私どもが推し量ることはなかなか難しいと思いますが、いずれにしても私どもの領海に入れば、これは海上警備行動の発令ということになりますから、そのような事態にならないように私どもとしてはしっかり対応していきたいと思っています。

Q:前回のときにも大臣は強い口調で「メッセージ」ということで発したと思うのですけれども、その後、また先日潜没航行してきたわけですが、繰り返されていることについては、どういう憂慮をお持ちでしょうか。

A:接続水域を航行することに関しては、特に国際法上、違反というわけではありません。私どもが注視をしているのは、領海に入ってくるということであります。今回の状況も領海に入るような状況ではなかったということですから、これは、警戒・警告、このようなことについて、有効に機能していると思っています。

Q:この件に関して、安倍総理から何らか大臣のほうに指示というものはあったのでしょうか。

A:随時、事案が発生したときには速やかに総理には報告をさせていただいています。しっかりとした警戒態勢をとるようにというご指示は常日頃からいただいております。

Q:北朝鮮なのですけれども、3日連続で短距離のミサイルを計6発発射する形になっています。これについてなのですが、日本の安全保障上、どういう影響があるのかということと、防衛省で行っている警戒監視態勢、これに変化はあるのかというのは、いかがでしょうか。

A:基本的には、今回のは北朝鮮の報道によればミサイル実験ということでありますが、私どもの情報のなかでは、我が国に影響があるというような状況は掴んではおりません。問題としては、やはり警戒態勢は常日頃から行っていくということだと思っております。

Q:今月下旬にも行かれるというグアムの訪問なのですけれどもこれは決まりましたか。

A:まだ具体的な内容については、決定しておりません。

Q:陸上輸送の自衛隊法改正なのですけれども、まだ審議に入っておらず、今国会での成立がなかなか厳しいという状況になっております。その件についてどうお考えでしょうか。

A:私どもとしては、1日も早い成立をお願いしたいということで、今、衆議院の安全保障委員会のほうで審議に入っていただけるよう努力をしております。引き続き、参議院の外交防衛委員会ほうでも、是非ご審議をしていただきたい、そのような方針は変わっておりません。いずれにしても、いついかなるとき、このような邦人に対する海外での事案が発生するか分かりませんので、そのときに自衛隊として指示があれば、万全な対応をとれるような今回の法改正については、1日も早い成立をお願いしたいと思っております。

Q:大臣も委員会でお答えになっていた件なのですが、認可外保育園の防音補助が出ないということで、沖縄には突出して認可外保育園が非常に多いということもあって、嘉手納基地に関連する三連協という首長で作る団体があるのですが、そこも国へも要請する予定なのですが、現在、認可外保育園に対する防音措置の拡大というのは、どのように防衛省で検討されているのでしょうか。

A:これは沖縄だけではなくて、日本全国にあります我が省として防音工事を行っている地域について、今、認可外保育所がどのくらいの数があるかということの精査を行わせていただいております。いずれにしても、これをまとめ次第、26年度予算要求が今後動き始めますので、それに向けて検討していきたいと思っております。

Q:潜没潜水艦の事案なのですけれども、一昨日の事案が発生した際には、「こちらが監視しているのが分かるように対応した」とおっしゃっていますけれども、今後も接続水域内に潜没のまま潜水艦が現れた場合などにはそういった対応をされる方針なのでしょうか。

A:これはその都度対応するという我が方としての手の内の話でありますので、適切に対応するということになると思います。

Q:相手側に監視しているというのを伝えるというのも、朝の幹部協議の中で決められたことなのですか。

A:これについては、基本的に我が省の中で検討し、私の判断を下に対応させていただいているということでありますので、今回の個別のことというよりは、このような潜没潜水艦含めて、全体のことについてはしっかり報告を受け、会議の中でそれぞれ方針を決めております。

Q:沖縄の与那国島の陸自の誘致の関係なのですけれども、町長側が10億円の迷惑料の話を取り下げて、解決のための文書というのを出して、防衛省側に歩み寄ろうとしておりますけれども、大臣のお考えはどうですか。

A:私どもとしては、この南西地域の防衛というのは大変重要なことだと思っておりますし、是非これからもしっかりこの地域に対する安全保障環境のために自衛隊の配備も含めて検討していきたいと思っています。今回、与那国の町長がそのようなお話をされたということは承っておりますが、まだ正式にお話はありません。正式にお話があれば、私どもとしても地域振興という形で、是非このことについては精一杯努力していきたいと思いますので、そのような話し合いの場が持たれることを期待しています。ただ、前回の迷惑料という形の中では、やはりなかなか地元の合意が得にくいというふうに判断せざるを得ないのですが、そこはそのような方針にされたということであれば、私どもとしてお話を聞きたいと、そのような場を是非作っていただきたいと思っています。

Q:来週にも議長さんが防衛省に来られて、その後は町長さんが直接大臣に説明したいというふうな意向があるようなのですけれども、直接お会いになる可能性というのはあるのですか。

A:そこは省内で検討させていただきますし、私どもとしては、常に丁寧に説明をし、ご理解を得る努力をしていきたいと思っています。

以上

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