大臣会見概要

平成24年6月5日(08時50分~08時58分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:オスプレイの話ですが、モロッコでの事故を受けて、アメリカの国防総省側が防衛省側に対し、事故調査の報告に関して「人為的なミスだというような報告をした」という一部報道が出ていますけれども、この事実関係と、今年の7月からと言われています沖縄への配備について、この報告内容で納得いくものなのか、2点について伺わせて下さい。

A:どこの国でもそうですが、この種の新しく開発されたシステム、特に航空機は、事故が起きた場合の事故の調査に関しては、相当技術的に総合的な観点から調査しないといけないので、常識的に考えるとかなり時間がかかり、そう簡単に結論が出るものではないと思います。他方、前大臣の時から事故の調査について、その結果に関して日本側にきちんと情報提供をしていただくよう要請しているので、アメリカは必ずある種の分析結果が出たら、日本側に通報してくれるものだと考えています。先に、我が方は、暫定的かつ中間的な感触ですけれども、「今回の事故は少なくとも機械的なミスによって起ったものではない」ということを日本側に通報していますので、その細部の結論について、アメリカ側に提供していただくよう引き続き要請しているところです。少し時間がかかるのではないかという感触を私は持っています。この航空機をいつアメリカは沖縄に持ってくるかというのは、アメリカ側の計画ですので、その点についても情報収集をしているのですが、どういう経路で普天間の中に配備するのかという事についても、最終的にまだすべてが決まっているとは聞いておりませんので、できるだけ沖縄の方々の理解が得られるよう、反対はあると思いますが、安全性を重視しながら整斉と沖縄に配備されるように、どういうルート、どういう方法があるのかを、今、我々は部内でも検討しておりますし、アメリカ側とも話し合っているところで、まだ結論を申し上げるような段階にはないと思います。

Q:大臣就任から一夜明けたわけですけれども、昨夜はよく眠れましたでしょうか。今日、一夜明けた朝を迎えて、何か心境の変化等がありましたらお願いできますでしょうか。

A:閣議に出てまいりましたけれども、何人かの大臣からシビリアン・コントロールについて、「いろいろ意見があるが、そういうことは全く気にせずに頑張っていきましょう。みんなでサポートしますから」と仰っていただきました。私は、昨日申し上げたとおり、このことは全然気にしていませんけれども、いろいろな見方が前からあるわけで、仕事を通じて日本の防衛の仕事に邁進する、努力をするという中で、この問題を少しずつ皆さんに理解していただこうと思って、これから大臣としての職務を続けようと思って、今日は新しい気持ちで出てまいりました。

Q:他の閣僚から声をかけられたというのは、閣議前という事でしょうか。

A:閣議の後です。

Q:先ほどのオスプレイの件なのですけれども、アメリカ側から報告を受ける今回のこの事業に関する最後の結論と、沖縄への配備というのは、これが前後になる、要は配備の方が先に来るということは望ましくないということですか。

A:日本としては、事故が起きた原因について、できるだけきちっとした解明が行われ、それが日本側に配備の前に説明されることが、地元に理解していただくのに、より良い方法だと思います。他方、繰り返しになるのですけれども、こういった新しく開発されたシステムというのは、大変複雑な内容を持っていて、やはり兵器の開発というのは、当初、非常な困難をいくつか乗り越えて徐々に運用ができるようになるという、本質的にそういうものですから、ある事故が起きた原因の究明というものと、これを部隊に配置するという問題とは、アメリカは多分、セクションも責任も決断をする所掌も、恐らく違うところで行われていて、私は、できれば配備の前に全ての事故調査の結果が提供されることが望ましいとは思いますが、必ずしもそうはならないことは、あり得るだろうと思っていまして、我々は最後まで、飛行の安全というものに万全を期すよう、努力しなければいけないと考えます。

Q:安全の万全を期すとあるのですが、沖縄県では安全に対して非常に懸念をずっと抱いているのですが、どのようにして安全性を重視して配備するというふうに考えていらっしゃるのでしょうか。

A:いろいろな配備のやり方があると思うのですが、持ってくるルート、それから、どのようにして飛行機を普天間の中に入れていくかについては、一つの方法ではなくて、いろいろな方法があると思うのです。その中で安全を確保するという方法をいろいろな観点から考えますと、できるだけ飛行機の運搬をするチャンネルというかルートが、安全性が確保できるようにもって行く方法というのはいくつかあるので、それを今、いろいろ検討しているところで、まだ、報道されているようにどこかに、例えば陸揚げをして、そこから飛び立つなどというようなことが本当によろしいのかどうかと、この様なことも含めて、今検討しているところです。さっき申し上げたように、全ての結論が出ているというわけではないと思います。

以上

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