大臣会見概要

平成22年1月26日(18時17分~18時23分)

 

1 発表事項

なし

2 質疑応答

Q:名護市長選の結果について、平野官房長官が昨日の記者会見で、「結果を斟酌しなければならない理由はない」と発言して、地元の沖縄や与党内で反発の声が上がっています。官房長官は、今日の記者会見でも、「移設先の決定で必ずしも地元の合意は必要ではない」という趣旨の発言をされているのですが、こういった発言について大臣はどのように思われますでしょうか。

A:特段、真意を聞いたわけではないけれども、今まで色々、総理や官房長官とお話しをしている中で、私が推測できるのは、「沖縄の皆様方に過重な負担を与えない」という配慮の下から出た発言ではないかと思います。

Q:改めて今の段階で、現行の辺野古への移設案について大臣はどのように思われますでしょうか。名護市長選の結果を受けて。

A:それは地元の市長が代わったわけでありますし、前市長はどちらかというと容認をするということで市政を束ねてきたわけですから、市民の皆様方が新しい選択肢を決めたということです。ですから今後、官房長官の下の普天間基地問題検討委員会で協議していく上で当然、政治情勢の一つとして考慮はするだろうと思います。

Q:昨日、ハイチへのPKO派遣の方針が決まったのですが、これについての大臣の所感と意義についてお聞かせください。

A:これは未曾有の大災害ですから、国連の常任理事会で決議をして、世界各国へ要請をしたということであり、第一弾でほぼ100人の編成をし、医療班を中心に送り込んだわけです。さらに国連とすれば全て引っくるめて3,500名程の編成をしたいということですから、我々とすればこれにどう対応するかということで官房長官と外務大臣と協議をし、防衛省とすれば、どういう形で何人くらいを国連が割り振ってくるかわかりませんから、何とかすぐにでも対応できるような態勢を作るために昨日、準備指示を出しました。大ざっぱに言えば、200名程度の国連に所属するものを派遣し、その後、今度は自前でこれを支える約160人の規模のものを考えていますから、ただこれは一応準備ということで考えていますので、国連の指示が何名で来るかということはまだわかりませんけれども、すぐに対応できるようにしておきたいと思います。

Q:ハイチの派遣についてですが、これはPKOの5原則は満たされているというご認識でしょうか。それとそれについての議論は十分に尽くされたとお考えですか。

A:ハイチは確かにPKOのミッションは入っていますけれども、紛争当事国でもないし、特別紛争が激化しているという懸念は全くないわけで、これは官房長官、外務大臣、私で協議をして、総理にこれを了承していただいたということです。

Q:ハイチにPKOを出すことによって得られる日本の国益というのはどういうふうにお考えですか。

A:先程の話に戻りますけれども、ハイチについては基本政策閣僚委員会で国民新党、社民党も5原則については了解をしていただきました。国際的な効果というのは、「我々が国際的な貢献を真剣に考えている」という意味で、地球の裏側で大変遠いですけれども、初動が大変早かったので評価を受けておりますし、また特に米国の玄関口みたいなところですから、米国の世論も非常にいい感じで受け止めているようです。一番最初にC-130が、米国の被災者を輸送したという非常に手際のいい行動を取れたということは国際的な評価を受けるのではないかと思います。
  最後に私の方から申し上げますが、ソマリア沖・アデン湾で海賊対処をやっている護衛艦が100回目の護衛活動を終了したということでありますので、第4護衛隊司令の中畑1佐とこれからテレビ電話で、彼らの行動に私の方から、「よくやってくれた」という賞賛の意とそれから、「今後もしっかりやって欲しい」ということを伝えたいと思います。

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