大臣会見概要

平成20年12月25日(18時19分~18時24分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:今日の防衛省改革会議で、防衛省改革の方針と基本的な考え方、それと田母神さんの件もとりまとめを報告されたと思いますが、今回の件で再発防止の抜本的な解決策を示せたというふうな評価でしょうか。

A:基本的に田母神さんの案件は別にして、制服及び文官の協働体制を作ることによって、ただ単に自分たちの思いこみの中で、例えば田母神さんみたいに歴史教育の部分に偏ったりとかというわけではなくて、やはり前向きに、今の政治体制、そして色々な政治状況など、過去の戦史よりも国際関係など色々なことを考えていればあのような発言は出てこないわけです。要するに自分たちの世界だけではなくて、色々な世界を見るということも含めて、内局と制服が一緒に仕事をすることによってそういったものを醸成していくことが重要だと思いますので、今回の改革の方針が出て、着実に行うことによって解消できるものがかなりあると思っているところであります。

Q:有識者の方々からは特段そういった方向性に関して、評価であるとか、意見というものは・・・

A:この後ブリーフィングが行われると思うので、そちらの方で聞いていただければと思いますので、私の方からは細かく言いませんが、今回の案件に関してかなりの部分で解消できるのではないかというご発言もありましたので、そういう意味では私と同じような考え方、評価だと思っています。

Q:改革の方向性なのですが、田母神さんの問題を受けて、例えば今後統幕の一元化など、制服組の機能強化といった方向性については、今後どのようになっていくのでしょうか。

A:別に私どもは、全部が制服で統合幕僚監部を構成するとは言っていないわけであり、当然その中に文官も入ってやっていくわけですから、そういったご懸念はしなくて大丈夫なのではないかと私は思っています。イメージからすると「統幕」といって、そこで全部制服と取られるかもしれませんが、決してそうではなくて、その中に文官もかなり入れていって相互にやって協働体制を作るということです。内局の方にも自衛官が入っていき、自衛官の中に内局が入っていくということですから、決して偏った形にはならないと私は思っています。

Q:田母神さんの問題の再発防止策の中で、幹部の人事の選考などのくだりもあったかと思うのですけれども、ペーパーの中では具体的に踏み込んでといいうところまではいっていないような感じもするのですけれども、適切な選考というと、例えば今まで出た論文をチェックしたりとか、そういうことまで含まれるのでしょうか。

A:当然、今回のような件があればきつくはなるかもしれませんが、しかし、それは今までの評価の仕方に加えて、これから運用の中でどういうふうに対応するかというのを考えるということでありますから、そういう意味ではこれからのことだというふうに思います。

Q:隊員教育全般について、統一方針を作るというくだりがありましたけれども、これは隊員の思想・信条の自由との兼ね合いもあると思うのですが、どういったものをイメージされているのでしょうか。

A:今のところ私は現場の方に任せていますので、基本的には当然言論の自由とか、信条の自由とかは担保されて当たり前の話であります。その中で私たちが考えなければいけないのは、そういったことよりも任務を遂行するにあたって、一般的な社会の中においての常識だとか、教育だとかということが私は重要だと思うので、あまりナーバスにならずに色々な意見を言いながら、今回のことで「ぎゅっと締め付けて」というのはあまりプラスにならないと思っております。自分たちの考えをしっかりと言える余地を残しておかないと、それが奥に沈下していくのは良くないなというふうに思っています。

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