令和4年度における環境物品等の調達実績の概要

 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成12年法律第100号。以下「グリーン購入法」という。)第8条第1項の規定に基づき、令和4年度における環境物品等の調達実績の概要を取りまとめ、公表するとともに、環境大臣に通知する。

1 令和4年度の経緯

 令和4年度については、令和4年6月27日付けで環境物品等の調達の推進を図るための方針(以下「調達方針」という。)を策定し、これに基づき環境物品等の調達を推進した。

2 特定調達品目の調達状況

 環境物品等の調達の推進に関する基本方針(令和4年2月25日閣議決定)に定める特定調達品目毎の目標達成状況、調達目標を達成できなかった場合の理由、環境への配慮の内容等については、別表1(物品等)及び別表2(公共工事)のとおりである。

3 特定調達物品等以外の環境物品等の調達状況

 文具類を中心に、グリーン購入法に適合した商品が存在しない場合、できる限りエコマーク等の環境ラベルが表示され、環境に配慮されている商品を選定の上、調達を実施した。

4 その他の物品、役務の調達に当たっての環境配慮の実績

  1. 調達する品目に応じて、エコマーク等の既存及び最新の情報を活用することにより、判断基準を満たすことにとどまらず、できる限り環境負荷の少ない物品の調達に努めた。
  2. 物品等を納入する事業者、役務の提供事業者、公共工事の請負事業者等に対して、事業者自身が環境物品等の調達を推進するように働きかけるとともに、物品の納入等に際しては、できる限り次世代自動車の利用に努めるように働きかけた。また、物品等の納品の際には、簡易包装とするよう働きかけた。

5 令和4年度調達実績に関する評価

 令和4年度の調達については、概ね調達方針に定めた目標を達成できた。令和5年度においても、引き続き、グリーン購入法の趣旨を各調達機関に周知徹底させ、積極的に調達の実施に努めるとともに、特定調達品目以外の物品等についても、環境負荷低減に配慮した調達に努めることとする。

2023年8月9日更新