17.1.27
防 衛 庁

お知らせ

スマトラ沖大規模地震及びインド洋津波における国際緊急援助活動について

 

 スマトラ沖大規模地震の概要
  発生日時 :平成16年12月26日午前7時58分(日本時間午前9時58分) 
地震の規模 :M9.0
震源地 :インドネシアスマトラ島西方沖
 インドネシア共和国等における国際緊急援助活動の実施状況
〈1月3日(月)〉
インドネシア共和国から支援要請受け(外務省) 
〈1月4日(火)〉
 外務省との協議を経て、防衛庁長官から陸上、海上及び航空幕僚長等に対し「インドネシア共和国への国際緊急援助隊の派遣に係る準備に関する長官指示」を発出 
 現地状況の確認や具体的な支援ニーズ等の調査を目的とした先遣チーム(約20名)をタイ王国及びインドネシア共和国に派遣
〈1月5日(水)〉
●航空自衛隊
 防衛庁長官から航空支援集団司令官等に対し「インドネシア国際緊急援助空輸隊等の派遣に関する航空自衛隊一般命令」を発出
〈1月6日(木)〉
●航空自衛隊
 空輸隊のC-130が小牧基地からウタパオ基地(タイ)に向けて本邦を出発
〈1月7日(金)〉
●陸上自衛隊
 防衛庁長官から北部方面総監等に対し、「インドネシア国際緊急援助医療・航空援助隊の派遣に関する陸上自衛隊一般命令」を発出
●海上自衛隊
 防衛庁長官から自衛艦隊司令官等に対し「インドネシア国際緊急援助海上派遣部隊の派遣に関する海上自衛隊一般命令」を発出
●航空自衛隊
 空輸隊のC-130がウタパオ基地に到着
●統合幕僚会議
 防衛庁長官から統合幕僚会議に対して、「インドネシア共和国における国際緊急援助活動等の実施に係る統合調整に関する長官指示」を発出し、統合幕僚会議が、派遣された陸・海・空3自衛隊の活動に関して、効果的かつ効率的に任務を遂行できるよう、統合調整を実施する体制を確立
〈1月8日(土)〉
 先遣チームが現地の調査を終え、帰国
〈1月10日(月)〉
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約4.4t、人員:なし
累  計 :物資約4.4t、人員なし
〈1月11日(火)〉
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約6.6t、人員:17名
累  計 :物資約11t、人員17名
〈1月12日(水)〉
●海上自衛隊
 救援物資等の空輸や医療・防疫活動を任務とする陸上自衛隊派遣部隊の装備(ヘリコプター(CH-47×3機及びUH-60×2機)及び車両等)などを搭載した輸送艦「くにさき」及び補給艦「ときわ」が、インドネシア共和国へ向け横須賀を出港、今月下旬に現地に到着する予定
〈1月13日(木)〉
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約7.5t、人員:9名
累  計 :物資約18.5t、人員26名
〈1月14日(金)〉
●陸上自衛隊
 陸上自衛隊派遣部隊の一部(約20名)である「応急医療チーム」が、航空自衛隊派遣部隊の航空機(C-130、U-4)等により、インドネシア共和国のバンダ・アチェに向けて千歳基地等から出発
●海上自衛隊
 海上自衛隊派遣部隊の護衛艦「くらま」が、佐世保から出港、同艦は、12日、神奈川県の横須賀から出港した輸送艦「くにさき」及び補給艦「ときわ」と合流して、スマトラ島沖に向かう。(今月下旬到着予定)
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
 予備機隊(C-130、U-4)により、陸自応急医療チームを北海道の千歳基地からウタパオ基地への輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約6.2t、人員:30名
累  計 :物資約24.7t、人員56名
〈1月16日(日)〉
●陸上自衛隊
 応急医療チームがバンダ・アチェに到着
●航空自衛隊
 空輸隊及び予備機隊(C-130×2)により陸自応急医療チームをウタパオ基地からバンダ・アチェへの輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約14.9t、人員:22名、車両1両
累  計 :物資約39.6t、人員78名、車両1両
〈1月17日(月)〉
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約7.4t、人員:10名
累  計 :物資約47.0t、人員88名、車両1両
〈1月18日(火)〉
●陸上自衛隊
 応急医療チームは、バンダ・アチェ空港において医療施設を開設準備(雨期のため泥濘化した施設周辺の砂利敷き等を実施)
(医療実績)
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約3.5t、人員:32名
累  計 :物資約50.5t、人員120名、車両1両
〈1月19日(水)〉
●陸上自衛隊
 応急医療チームが、バンダ・アチェ空港において医療活動及びバンダ・アチェ市内においてワクチン接種を実施
(医療実績)
  診療 :17名、予防接種:113名
累計 :診療:17名、予防接種:113名
〈1月20日(木)〉
●陸上自衛隊
 応急医療チームが、バンダ・アチェ空港において医療活動を実施
(医療実績)
  診療 :10名
累計 :診療:27名、予防接種:113名
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約10.8t、人員:30名
累  計 :物資約61.3t、人員150名、車両1両
〈1月21日(金)〉
●陸上自衛隊
 陸上自衛隊派遣部隊である「医療・航空援助隊」の主力(約160名)が民航機(チャーター便)により千歳基地から出発
応急医療チームが、バンダ・アチェ空港において医療活動を実施
(医療実績)
  診療 :4名
累計 :診療:31名、予防接種:113名
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約7.8t、人員:6名
累  計 :物資約69.1t、人員156名、車両1両
〈1月22日(土)〉
●陸上自衛隊
 医療・航空援助隊の主力が、シンガポールのチャンギ海軍基地において海上自衛隊派遣部隊と合流
応急医療チームが、バンダ・アチェ空港において医療活動を実施
(医療実績)
  診療 :3名
累計 :診療:34名、予防接種:113名
●海上自衛隊
 海上自衛隊派遣部隊がシンガポールのチャンギ海軍基地において陸上自衛隊派遣部隊と合流
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
 (バンダ・アチェ空港に着陸できず。)
(輸送実績)
累  計 :物資約69.1t、人員156名、車両1両
〈1月23日(日)〉
●陸上自衛隊
応急医療チームが、バンダ・アチェ市内(JICA医療チームから引き継いだ地域)及びバンダ・アチェ空港において医療活動を、バンダ・アチェ市内においてワクチン接種を実施
(医療実績)
  診療 :116名、予防接種:83名
累計 :診療:150名、予防接種:196名
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約7.9t、人員:2名
累  計 :物資約77.0t、人員158名、車両1両
〈1月24日(月)〉
●陸上自衛隊
 医療・航空援助隊の主力が、海上自衛隊の艦艇によりバンダ・アチェ沖に到着、じ後、同艦に積載したヘリの組み立て等活動準備を実施
応急医療チームが、バンダ・アチェ市内及びバンダ・アチェ空港において医療活動を、バンダ・アチェ市内においてワクチン接種を実施
(医療実績)
  診療 :118名、予防接種:199名
累計 :診療:268名、予防接種:395名
●海上自衛隊
 海上自衛隊派遣部隊の護衛艦「くらま」及び輸送艦「くにさき」が、バンダ・アチェ沖に到着、じ後陸上自衛隊派遣部隊の活動を支援予定
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約6.0t、人員:1名
累  計 :物資約83.0t、人員159名、車両1両
〈1月25日(火)〉
●陸上自衛隊
応急医療チームが、バンダ・アチェ市内及びバンダ・アチェ空港において医療活動を、バンダ・アチェ市内においてワクチン接種を実施
(医療実績)
  診療 :124名、予防接種:26名
累計 :診療:392名、予防接種:421名
●海上自衛隊
 海上自衛隊派遣部隊の補給艦「ときわ」が、バンダ・アチェ沖に到着、じ後陸上自衛隊派遣部隊の活動を支援予定
〈1月26日(水)〉
●陸上自衛隊
 派遣部隊の主力部隊である航空援助隊のヘリコプター(CH-47×1機)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約7.0t
累  計 :物資約7.0t
 応急医療チームが、バンダ・アチェ市内及びバンダ・アチェ空港において医療活動を、バンダ・アチェ市内においてワクチン接種を実施
(医療実績)
  診療 :159名、予防接種:118名
累計 :診療:551名、予防接種:539名
●航空自衛隊
 空輸隊(C-130)により救援物資等の輸送を実施
(輸送実績)
  救援物資 :約9.4t、人員:10名
累  計 :物資約92.3t、人員169名、車両1両
〈1月27日(木)〉
●陸上自衛隊
 航空援助隊(CH-47×2機)により救援物資等の輸送を実施
 応急医療チームが、バンダ・アチェ市内及びバンダ・アチェ空港において医療活動を、バンダ・アチェ市内においてワクチン接種を実施
 派遣部隊の主力部隊である医療・防疫救助隊が、車両及び物資をバンダ・アチェ市内に展開開始
●海上自衛隊
 エアクッション艇(LCAC)×2隻により陸自主力の車両及び物資の輸送を実施
【派遣規模】
派遣部隊:
  陸上自衛隊: 人員約230名、CH-47×3機、UH-60×2機
(国内において派遣準備中を含む。)
海上自衛隊:

輸送艦「くにさき」、護衛艦「くらま」、補給艦「ときわ」、

人員約640名
航空自衛隊: C-130×2機(基準)、U-4×2機、人員約90名
(予備機として本邦待機の航空機及び人員を含む。)
統合幕僚会議: 約20名(各自衛隊との兼務を含む。)
     計:約1,000名(国内において派遣準備中及び待機を含む。)
 タイ王国における国際緊急援助活動の実施状況
〈12月27日(月)〉
タイ王国から支援要請受け(外務省) 
〈12月28日(火)〉
 外務省との協議を経て、タイ王国において被災者の捜索・救助を実施することとし、防衛庁長官から自衛艦隊司令官に対し「タイ王国における国際緊急援助活動実施に関する海上自衛隊一般命令」を発出
 インド洋における任務を引き継ぎ、帰国途中(マレーシア東方海上を航行中)の「きりしま」「たかなみ」「はまな」をプーケット島沖に派遣
〈12月29日(水)〉
 海自艦艇3隻、プーケット島沖の海域に到着
 プーケット島沖の海域において、搭載ヘリを含む海自艦艇3隻により被災者の捜索・救助を開始、1遺体を収容しタイ当局に引き渡し
〈12月30日(木)〉
 プーケット島沖の海域において、搭載ヘリを含む海自艦艇3隻により被災者の捜索・救助を実施
 搭載ヘリをもって本邦から派遣された国際緊急援助隊員12名及び機材をカオラックからピピ島へ輸送
〈12月31日(金)〉
 プーケット島沖の海域において、搭載ヘリを含む海自艦艇3隻により被災者の捜索・救助を実施、38遺体(累計39遺体)を収容しタイ当局に引き渡し
〈1月1日(土)〉
 搭載ヘリを含む海自艦艇3隻をもってプーケット島沖の海域において、被災者の捜索・救助を実施、18遺体(累計57遺体)を収容しタイ当局に引き渡し
 タイ王国政府から依頼された任務が終了し、同国政府との間で自衛隊による活動を終了することが確認されたため、防衛庁長官から自衛艦隊司令官に対し「タイ王国における国際緊急援助活動の終結に関する海上自衛隊一般命令」を発出
 海上自衛隊による捜索・救助活動を終了
【派遣規模】
 派遣部隊:海上自衛隊の搭載ヘリを含む艦艇3隻(護衛艦「きりしま」、護衛艦「たかなみ」、輸送艦「はまな」)、人員約600名
 派遣期間:12月28日~1月1日
 

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