国連PKO工兵部隊マニュアル東京会合 小野寺防衛大臣による開会挨拶

皆様、本日は、東京会合にご参加いただき、主催国として深くお礼申し上げますとともに、皆様の御来訪を心より歓迎致します。このように、副議長国のインドネシアを始めとする工兵分科会参加国や国連PKO局など国際機関から多数の出席者を得て、率直に意見交換できる場を設けることができましたことを大変喜ばしく思います。

今回、国連本部の主導のもとに進められている、工兵部隊マニュアルを含めたPKO部隊マニュアルの策定は大変意義深いものであると考えており、国連本部のイニシアチブを評価するとともに、我が国としても惜しみない支援を提供したいと考えております。

我が国は、1992年に施設部隊をカンボジアに派遣して以来、多くのPKOに参加してきました。また、アフリカ諸国のPKOセンターへの講師派遣や、PKO参加国の能力向上に共に関心を有する米国との共催で国連PKO幹部要員訓練コースを実施するなど、我が国が持つノウハウの共有にも努めてまいりました。

昨年我が国は、初めてとなる国家安全保障戦略と新たな防衛計画の大綱を策定しましたが、それらの戦略文書においても、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、国際平和協力活動に積極的に取り組むとともに、より主導的な役割を果たすことを重視しております。

かかる観点から、我が国は、国連が主導するPKO部隊マニュアルの策定に対して、工兵分科会の議長国という積極的な役割を引き受けており、我が国としても、これまでのPKO経験の中で蓄積した教訓を共有することで、今回の検討に貢献できるよう努めてまいります。

現在自衛隊は、南スーダンで中国やバングラデシュなどとともに施設活動を実施しており、PKOの現場で各国と連携して任務にあたっています。さらに本日の会合においてお互いの知識・経験を共有し、協力していくことは、国際平和の実現に向けた多国間連携という文脈において、きわめて意義の高い協力であります。

改めまして、東京ワークショップへご参加いただき、お礼申し上げます。簡単ではございますが、本ワークショップが実り多きものとなることを祈念しつつ、私からのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

 

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