中国遺棄化学兵器の発掘・回収事業

 中国遺棄化学兵器の発掘・回収事業については、化学兵器禁止条約(CWC)に基づいて、政府全体で取り組んでいます。遺棄化学兵器は、中国北部の黒龍江省から南部の広東省までの広範囲で確認されています。特に、中国吉林省敦化(とんか)市ハルバ嶺(れい)には、約30~40万発にのぼる旧日本軍の化学兵器が埋設されているものと推定されており、現在同地区での本格的な発掘・回収事業に向けての準備が進められています。

 防衛省・自衛隊は、内閣府の遺棄化学兵器処理担当室に、平成11年より職員を出向させており、現在は8名を出向させています(うち陸上自衛官2名)。

 また平成12年より、平成13年を除いて毎年、発掘・回収事業に、化学及び弾薬を専門とする陸上自衛官を内閣府に出向させた上、現地に派遣しています。平成25年は13回目の派遣となり(期間:8月28日(水)~9月26日(木))、7名の陸上自衛官(うち1名は、既に内閣府に出向中)が中国吉林省琿春(こんしゅん)市(英安林場)の発掘・回収事業に派遣されました。


 

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