第7回日ASEAN諸国防衛当局次官級会合(アジア太平洋地域における共通の安全保障課題に関する防衛当局高級事務レベル会合)

1.第7回日・ASEAN諸国防衛当局次官級会合の開催について

 9月6日(日)及び7日(月)の間、札幌において、防衛省の主催により「第7回日・ASEAN諸国防衛当局次官級会合」が開催された。

 我が国からは、德地防衛審議官が参加して議長を務め、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム及びASEAN事務局の次官クラス等が参加した。

 会議に先立ち、9月6日(日)、ラヒム・マレーシア国防次官がヒシャムディン・マレーシア国防大臣の代理として基調講演を行い、安全保障分野におけるASEANの取組の現状及び今後について述べるとともに、地域の平和と安定のために日本がASEANと共に更なる役割を果たすことについて期待が示された。

 同じく9月6日、左藤章防衛副大臣は歓迎挨拶の中で、参加者の訪日を歓迎するとともに、我が国は、どの国も自国の平和と安全を一国では維持することができないとの認識の下、安全保障分野におけるASEANとの協力を一層強化していく旨述べた。

 会合では、「海と空における共通のルール及び法規を普及するために」、「海と空の安全保障を促進するために」及び「災害対処能力を向上するために」の議題の下、本年5月シンガポールにて行われたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)において中谷元防衛大臣が提唱した「シャングリラ・ダイアログ・イニシアティブ」について、出席者の間で意見交換を行った。

 会合の概要は、以下のとおり。

  • 全体を通じて、「シャングリラ・ダイアログ・イニシアティブ」が地域協力を促進するのに有益な方針であるとの認識で一致。
  • 力や威圧に訴えることなく、平和的に問題を解決する原則及び航行の自由や公海上空飛行の自由の原則を確認。
  • 南シナ海や東シナ海での状況を踏まえ、危機管理システムの確立及び危機管理システムの実効性向上の重要性を確認。
  • 災害対処時の多国間での活動を効果的・効率的に行うため、平素から共同訓練等を通じ、相互運用性を向上させることが必要との認識で一致。

2.部隊視察について

 9月8日(火)、参加者は航空自衛隊千歳基地を視察した。

3.二国間会談

 会合期間中、德地防衛審議官は、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、フィリピン、タイ、ベトナム、ASEAN事務局からの次官級参加者等とそれぞれ二国間会談を行った。


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