能力構築支援事業とは

1.能力構築支援とは

能力構築支援とは、自国が有する能力を活用し、他国の能力の構築を支援することです。

2.安全保障・防衛関連の能力構築支援

第1段落

国際社会においては、人道支援・災害救援、地雷・不発弾処理、防衛医学、海上安全保障、国連平和維持活動などの安全保障・防衛関連分野においても、能力構築支援の重要性が認識されています。

第2段落

東南アジア諸国をはじめとする国々の防衛当局からは、防衛省に対し、国際会議や二国間会議などの様々な機会を捉え、自国の能力構築への支援要請が寄せられています。

3.国家安全保障戦略、防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画における記述

第1段落

(1)平成22年12月に閣議決定された防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画において、自衛隊が有する能力を活用し、能力構築支援に取り組むことが初めて明記されました。

第2段落

(2)平成25年12月に閣議決定された国家安全保障戦略においては、能力構築支援の更なる戦略的活用、安全保障関連分野でのシームレスな支援等が謳われています。同時に閣議決定された防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画においても、能力構築支援を推進し、対象国及び支援内容を拡充していく方針等が掲げられています。

4.防衛省・自衛隊による能力構築支援の概要

防衛省・自衛隊は、自らが有する能力を活用して他国のニーズに応えるべく、次のような形で、能力構築支援に積極的に取り組むこととしています。

(1)対象
 他国の軍又は軍関係機関

(2)分野
 人道支援・災害救援、地雷・不発弾処理、防衛医学、海上安全保障、国連平和維持活動 等

(3)形態

  •  自衛官等を一定期間派遣しての教育訓練
  •  自衛官を派遣しての短期間のセミナー
  •  防衛省・自衛隊関連部隊・機関等への研修員の受け入れ 等

(4)意義・目的

  •  以下を通じて、国際安全保障環境の安定化・改善を図り、ひいてはわが国の安全の確保を図る。
    •  支援対象国が自ら国際安全保障環境の安定化・改善に貢献すること
    •  支援対象国との関係強化
    •  米国や豪州をはじめとする他の支援国との関係強化
    •  国際社会におけるわが国の信頼性の向上
  •  自衛隊の能力の向上を図る。
 

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