日フィンランド防衛相会談(概要)

平成31年2月5日
防衛省

 平成31年2月5日、岩屋毅防衛大臣は、訪日中のフィンランド共和国のユッシ・ニーニスト国防大臣と防衛省にて会談したところ、概要は以下のとおり。また、会談に先立って、「日本国防衛省とフィンランド政府との間の防衛協力・交流に関する覚書」への両大臣による署名が行われた。

1.冒頭

 岩屋大臣からニーニスト大臣の日本訪問を歓迎するとともに、両国を取り巻く安全保障環境や今後のあり得べき交流の方向性等について議論を行い、覚書への署名も踏まえて二国間関係を更に進展させていきたい旨述べた。
 これに対し、ニーニスト大臣からは、今回の訪問の受け入れに謝辞を述べつつ、覚書への署名を歓迎するとともに、二国間の防衛協力について議論を行いたい旨述べた。

2.両国の防衛政策

 岩屋防衛大臣から、昨年12月に閣議決定された防衛計画の大綱(防衛大綱)及び「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンを含む我が国の防衛政策について説明し、これに基づいてフィンランドとの協力を進めたい旨述べた。
 ニーニスト国防大臣からは、フィンランド国防政策の概要について説明があった。

3.地域情勢

 両大臣は、北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換を行った。
 北朝鮮に関し、岩屋防衛大臣から、北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、北朝鮮による「瀬取り」への対応を含め、国連安保理決議の実効性を確保すべく、国際社会の意思を示していくことが重要であり、フィンランドとも連携したい旨述べた。

4.日フィンランド防衛協力・交流

 岩屋防衛大臣から、昨年の海自練習艦隊のヘルシンキ寄港や河野統合幕僚長のフィンランド訪問に触れた上で、両大臣は、このような防衛交流の進展を踏まえ、今後、覚書に基づき、幅広い分野で防衛協力を深化していくことで一致した。

(了)