日豪防衛相会談(概要)

平成31年1月23日
防衛省

 2019年1月23日(水)、岩屋防衛大臣は、防衛省において、訪日中のパイン豪国防大臣と日豪防衛相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.冒頭

  •  両大臣は、昨年10月の日豪外務・防衛閣僚協議(「2プラス2」)及び拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)以来の再会を歓迎し、同年11月の日豪首脳会談において両首脳が「実用的で効果的な防衛協力を一層強化し、追求するよう指示」したことも踏まえ、日豪両国間の「特別な戦略的パートナーシップ」に基づく日豪の防衛協力の更なる拡充・深化に取り組む決意を改めて表明した。

2.情勢認識

  •  両大臣は、北朝鮮、南シナ海・東シナ海等に関する情勢認識を共有し、引き続き緊密に連携を取っていくことで一致した。また、北朝鮮に関し、岩屋防衛大臣から、「瀬取り」対処のために、昨年12月に豪軍が3回目となる哨戒機の派遣を実施したことについて、歓迎する旨発言した。

3.防衛政策のアップデート

  •  岩屋防衛大臣から、昨年12月に閣議決定された防衛計画の大綱(防衛大綱)及び中期防衛力整備計画(中期防)を含む我が国の防衛政策について説明した。これに対し、パイン国防大臣から、新たな防衛大綱及び中期防を歓迎・支持する旨の発言があった。
  •  また、パイン国防大臣から、大洋州に対する関与強化に向けた最近の豪州の政策について説明があった。
  •  その上で、両大臣は、日豪防衛当局間で緊密に連携し、自由で開かれたインド太平洋の維持・強化に向けた取組を一層推進することで一致した。

4.日豪防衛協力

  •  両大臣は、昨年の日豪2プラス2に際して特定した防衛協力を更に強化するための新たなイニシアチブの進捗状況を確認した。両大臣は、掃海特別訓練(日米豪共同訓練)、日米豪共同訓練「サザン・ジャッカルー」、日豪共同訓練「武士道ガーディアン」の実施又は実施に向けた調整、幕僚協議等の着実な進展を歓迎するとともに、引き続き日豪防衛協力を具体的かつ実践的な形で深化させていくことで一致した。
  •  両大臣は、日豪間の共同運用と訓練を円滑化すべく、行政的、政策的及び法的手続きを改善する相互訪問に関する協定に関して、交渉の早期妥結に向け尽力することで一致した。
  •  また、両大臣は、両国の防衛生産・技術基盤の強靭化に向けて、共同研究の推進を含め、引き続き防衛装備・技術協力を推進させていくことで一致した。

(以上)