日仏防衛相会談(概要)

2019年1月11日
防衛省

 2019年1月11日(金)午前10時25分から11時35分(現地時間)、フランスを訪問中の岩屋防衛大臣は、ブレストにおいて、パルリ仏軍事大臣との間で日仏防衛相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.冒頭

 パルリ大臣から、岩屋大臣の就任への祝意を伝えるとともに、初の防衛相会談を実施できることを歓迎する旨発言があった。両大臣は、日仏友好160周年であった昨年に積み上げられた防衛協力の成果を確認するとともに、「特別なパートナー」として協力を更に進めることで一致した。

2.両国の防衛政策

(1)岩屋大臣から、昨年末に我が国が策定した「防衛計画の大綱」について説明し、この方針に従って、フランスとより緊密に協力を進めていきたい旨述べ、これに対して、パルリ大臣から、新たな大綱を歓迎する旨発言があった。
(2)パルリ大臣から、フランスとしても、インド太平洋地域の安定に引き続きコミットしていく旨発言があった。また、両大臣は、同地域における両者の政策に多くの共通点がある旨確認した。

3.日仏防衛協力

(1) 両大臣は、昨年1年間で特に海軍種間の協力が進展したことを歓迎するとともに、本年、フランスが空母「シャルル・ド・ゴール」を含む艦隊をインド洋に展開する機会を捉えて、日仏共同訓練を実施することで一致した。さらに、全軍種において、より実践的かつ定期的な共同訓練・演習を追及することで一致した。また、岩屋大臣から、昨年7月、日仏ACSAが署名されたことを歓迎する旨述べた。
(2)さらに、両大臣は、防衛装備・技術協力の分野で日仏初の協力案件となる次世代機雷探知技術に係る共同研究が昨年6月に開始されたことを歓迎した。

4.北朝鮮

 パルリ大臣から、北朝鮮による「瀬取り」対策のため、フランスが今年上半期、艦船及び航空機を派遣する予定である旨発言があり、岩屋大臣から、これを歓迎する旨述べた。

5.結語

 両大臣は、引き続き実施される日仏外務・防衛閣僚級会合(「2+2」)に先立ち、防衛当局間で実りある議論ができた旨歓迎するとともに、防衛協力を深化させるため、引き続き緊密に連携することで一致した。

(了)