日韓防衛相会談(概要)

平成30年10月20日
防衛省

 平成30年10月20日、第5回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)出席のためシンガポールを訪問中の岩屋防衛大臣は、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)韓国国防部長官と会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.冒頭発言

 岩屋防衛大臣から、鄭長官の国防部長官就任に祝意を表するとともに、今後、鄭長官と共に日韓防衛協力・交流を更に発展させていきたい旨述べた。鄭長官からも、岩屋防衛大臣の就任に対する祝意が示されるとともに、様々な分野で日韓防衛当局間の協力を進めていきたい旨の発言があった。また、韓国主催国際観艦式について、岩屋防衛大臣から、韓国側からの統一事項により、海上自衛隊の参加を取り止めざるを得なかったことは非常に残念、また、韓国自身が統一事項に反する旗を掲揚したことに加え、他の参加国に同方針の遵守を求めなかったことについても、同様に、極めて残念であると厳しく申し上げざるを得ない旨伝達した。鄭長官からは、海自艦艇の参加見送りは遺憾だったが、海幕長が西太平洋海軍シンポジウムに参加し、日韓軍種間の協力を未来志向で進めていくための契機を作ってくれたことに感謝との発言があった。

2.北朝鮮情勢

 両大臣は、北朝鮮情勢について意見交換を行い、岩屋防衛大臣から、北朝鮮から更なる具体的な行動を引き出すべく、国連安保理決議に従って、日韓米を始めとした国際社会と連携していきたい旨述べた。鄭長官からは、最近の南北関係について説明があり、朝鮮半島の完全な非核化及び恒久的な平和定着のために日韓両国で緊密に協力していきたい旨の発言があった。

3.日韓防衛協力・交流

 両大臣は、日韓防衛協力・交流について意見交換を行い、防衛当局間の意思疎通をより緊密に行っていくことで一致した。また、今後も引き続き、ハイレベル交流、実務レベル交流は勿論、部隊間交流、人的交流や教育・研究交流に至るまで両国の防衛協力・交流を未来志向で進展させていくことを確認した。

以上