日フィジー防衛相会談について

2024年3月19日
防衛省

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令和6年3月19日、木原防衛大臣は、「第2回 日・太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)」に出席のため来日中のピオ・ティコンドゥアンドゥア・フィジー内務移民大臣との会談を行ったところ、概要以下の通り。

  1. 木原大臣とピオ・ティコンドゥアンドゥア内務移民大臣は、日フィジー両国は自由、民主主義、法の支配等の基本的価値を共有するパートナーであり、能力構築支援や防衛交流等の拡充を通じ、近年両国の防衛協力が進展していることを歓迎しました。
  2. 両大臣は、日本の政府安全保障能力強化支援(OSA)の初年度案件としてフィジーに対する警備艇等の供与が決定されたことを歓迎しました。また、両大臣は、今後も更なるパートナーシップの強化に努め、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて協力していくことを確認しました。
  3. また、木原大臣は、防衛大学校のフィジー軍からの留学生の受け入れについて提案しました。ピオ・ティコンドゥアンドゥア内務移民大臣からは、提案への謝意とともに喜んでお受けしたいとの回答がありました。
  4. このほか、今後の防衛協力・交流等について意見交換を実施し、今後も防衛当局間で緊密に連携し、防衛協力関係を更に進展させることで一致しました。

(以上)