兵庫県沖におけるミサイル誘導部の性能試験について(中間報告)

平成18年 8月 3日

1 事実関係

 平成18年7月25日(火)、兵庫県沖で実施したミサイル誘導部の性能試験に関し、「水柱」と報道され、漁船からビデオ撮影された現象について分析結果を報告する。

  1.  漁船から撮影したビデオによると、「水柱」とされている現象は短時間のものではなく、少なくとも70秒以上持続している。
  2.  時間と共に形状が以下のように変化している、

    (ア)  小山のように上方に盛り上がる
    (イ)  ふたつに分離し、それぞれ徐々に薄くなっていく
    (ウ)  再び下の小山が盛り上がってくる

  3.  飛行後点検で航空機からの落下物はないことが確認されており、水柱を発生する要因がない、

ことから、問題現象は水柱ではないと考えられる。
他方、

  1.  試験に使用したフレア(別紙1)は、数十秒間燃焼(煙は、より長時間残る)し、天候の状況によっては煙が上昇し形状も変化する、
  2.  ビデオを撮影した高さにもよるが、漁船位置から水平線上に視認できる物体の高さは数十m以上であり、フレアの煙の上部が水平線以上に上がった可能性がある(別紙2)、
  3.  漁船から撮影したビデオを見た試験機のパイロットは、試験時のフレアの煙と同じものだと思うと証言しており、また、当該ビデオを見たフレアを射出した護衛艦の乗員は、当該護衛艦から射出したフレアから出た煙の可能性があると証言している、

ことから、「水柱」とされている現象は、試験で使用したフレアの煙だったと考えられる。

2 今後の対応

 地元の皆様からのご要望及び兵庫県知事からのご要請については真摯に受け止め、試験の実施方法や周知方法が適切であったかについて鋭意検討しているところである。本現象についての事実関係が確定したことを踏まえ、可能な限り早急にお答えすることとしたい。


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