平成29年10月23日 日米防衛相会談の概要

平成29年10月23日
防衛省

 平成29年10月23日、12時45分から約65分間(現地時間)、小野寺防衛大臣とマティス米国防長官は、拡大ASEAN防衛相会議(ADMMプラス)の機会に会談を行ったところ、概要次のとおり。

1 北朝鮮問題への対応

 両閣僚は、北朝鮮の核・ミサイル開発の状況・見通しについて情報を共有し、小野寺大臣から、我が国を含む地域の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威となっていることを踏まえ、いかなる事態にも同盟として連携した対応がとれるよう、マティス長官としっかりと議論していく必要がある旨述べた。マティス長官からも同様の立場が示され、米国の拡大抑止のコミットメントを含め、日本の防衛に対する強い決意が改めて示された。
 両閣僚は、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威の高まりを踏まえ、万全の防衛態勢を確保することで一致し、イージス・アショアを中心とした新規BMDアセットの導入について日米が協力していくことを確認したほか、イージス艦を含む日米のアセットによる運用面での連携を一層緊密なものとしていくことで一致した。
 両閣僚は、累次の北朝鮮の挑発行動に際しての電話会談等を通じ、高いレベルのコミュニケーションが確保されていることを歓迎し、引き続き日米間で緊密に情報共有していくことを確認した。また、北朝鮮に対する目に見える形での圧力をかけ続けていくことや、今後の対応における日米の緊密な連携の重要性を確認した。
 さらに、両閣僚は、日米韓三か国での緊密な協力を進めることを改めて確認した。

2 地域情勢等

 両閣僚は、東シナ海の情勢を引き続き注視し、その平和と安定のため、日米が協力していくことで一致した。
 また、両閣僚は、南シナ海の情勢も踏まえた東南アジア地域への関与の重要性を確認し、ADMMプラスの枠組みによる域内の多国間安全保障協力・対話の発展を歓迎した。小野寺大臣から、日ASEAN防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」に基づきASEANの能力向上のための取組を進めていく旨述べた。両閣僚は、能力構築支援をはじめ、日米が連携して東南アジア諸国との防衛協力を推進していくことで一致した。
 さらに、CH-53Eの事故については、マティス長官から、飛行の安全の重要性に係る認識が示され、小野寺大臣から、在日米軍の安定的な駐留を確保するためには、地元の理解を得ることが不可欠であり、安全な運用を心がけて頂くよう伝達した。

(以上)

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